コモンウェルス是正にむけた知事の声明

歯切れの悪い「言葉」と鈍い「メッセージ」
フィテイェル知事は昨日、彼のコモンウェルス是正(所信)表明で、多少強い言葉で電力危機の責を問いただしました。CUCは「立法議会が介在するまでは」自ら維持することになる方向にあったと、フィッテイェル知事は述べました。

知事によると、議会が知事の拒否権を覆して法律にした4つのCUC法案のせいで、CUCは高騰する燃料原価の支払いが出来ないとしています。特に、CUCの運転資金に影響を与えた立法の例は、一般消費者への請求で電気料金を大きく削減したパブリック法15-94であるとのことです。

「私は、CUCが支払い不能になることを怖れたため、この立法を拒否しました。これら法律の結果、CUCは現在、月に$1.2ミリオンの赤字で運営されています。4月の燃料輸送全額を支払う資金を見出せません。コモンウェルスにはCUCを補助するための資金はありません」と知事は述べました。

彼は更に、1月に新国会が召集されてから、内閣は電気料金引き下げの撤回を求めていたとしています。やり取りの後、今週、議会で撤回が明らかになりました。知事はこの法案にすぐさま署名するであろうと述べました。

 信頼と責任

 結局はその撤回を支持した、引き下げ立法の創案者アーノルド・I.パラシウス議長は、立法議会は「法案の信頼と責任を持つ」と述べ、消費者にCUCの経費に一時救済を求めました。
パラシウス氏によると、知事もまた誤りであったとしています。彼は法案が電気料金の規定を求めたことを指摘しました。
しかし、これは議会が
PUCPublic Utilities Commission)委員の任命が長引いたため、実行されませんでした。

ピート・P.レジス上院議長もまた、知事のコメントに反発しました。
「知事は
PUCの指名に1年以上かけたが、現在までそれは行われなかった。全員が(CUCの問題)に責任を負うべきである」と彼は述べました。
先月、
3名のPUC任命者が組織化のための定足数を満たし、オフィスで宣誓しました。
フィッテイェル知事は、近い将来、残されている
2名のポジションへの立候補者を提案すると述べました。

 プラントのアップグレード

知事はサイパンのメインパワー・プラントの修理とメンテナンスの完了が近いことを発表しました。米内務省島問題担当局からの$6.5ミリオンの助成金に感謝し、パワープラントの容量が6ヶ月で28.7メガワッツから81.2メガワッツに引き上げられます。

「今週、それが終わり、CUCは、長年見たことの無い効率レベルで、その容量の90%までの電力生産が可能となるであろう」と彼は述べました。

彼はCUC民営化への彼の公約も更改しましたが、CUCが民営化される前に、知事は、パワープラントの完全再生と、公平な提案、申し込み要請の草案が必要であるとしました。
知事はまた、
12社以上の事業者が、もうひとつのエネルギー資源の提案を提出することに興味を持っていることを説明しました。この提案提出期限は2008516日です。

楽観的

 フィッテイェル知事は、外国人投資家、新たなフライト、グアムの軍事施設建設計画、早められた主要改善計画のための連邦資金削減などを提示し、楽観的経済評価を申し出ました。
彼はまた、経済奨励パッケージの分担、
CNMIの割り当て約$16.1ミリオンは政府収入を上げると述べました。しかし、これは現在の年度予算の不足分を満たす、政府の相殺計画には十分ではありません。
赤字出費を避けるため、経費削減政策は引き続き行うと知事は述べました。

知事のスピーチはまた、最低賃金の引き上げとイミグレーションの連邦化などの連邦化問題にも触れました。彼は議会に、この賃金引上げの影響を相殺するため$15ミリオンの財務救援を求めていることをと繰り返しました。連邦化について、彼は、「国会の手続きが終了するまで、コモンウェルスの回答におけるいかなる最終決定も行われない」としています。

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