下院、フィッティエル知事の行政命令に反意

下院議会は昨日、CPA（Commonwealth Ports Authority）をフィッティエル知事が引き継ぐことを認める知事の行政命令に反対する決議を採用しました。
下院によると、60日以内に行政命令を見直すための憲法の権利を用いるであろうとしています。
広報官チャールズ・レジス氏は、CPA理事の自治制を取り去る知事の執行力が行われた時、政策は隠されていなかったと述べました。
「下院が懸念を持つのは残念だ」とレジス氏は述べ、「知事の意思は、CPAの危機を解消し、正常な財務状態にして保護するためであり、これは政治的決断ではない。公共利益のための公共政策である」としています。
彼は更に、「我々はCNMI政府全体の信用価値を守ることを望んでいる。もし、我々の公債格付けが更に落ちていけば、公債市場での財務信用もはや失うことになる」と述べました。
ビクター・B.ホッコック議員によって提案された下院決議16-17はまた、自治制の政府機関CPAへの知事の災害緊急宣言声明が「立法的監督を包囲するための非独自の試み以上に他ならない」と表明しました。

ハインズ・ホフシュナイダー議員によると、彼はバンク・オブ・グアムで調べ、CPAがニューヨークのオッペンハイマー基金と、債権保有者カリフォルニアのフランクリン・テンプルトンへのその支払い滞納がないことを見つけ出したとしています。
「CPAに技術上の債務不履行はない。彼らは期限までに支払っている。知事は真実を語るべきである。壮大な企みが行われている」と彼は下院討議中に述べ、「なにか大変な間違いがある」としています。
彼は知事の行動を、ショットガンでハエを撃つための試みであると比喩しました。
レジス氏によると、CPAが技術上の債務不履行状態にあるというのは事実ではないとしています。
「知事は積極的に促しただけであり、我々は技術上の債務不履行の状況の中にある」と彼は述べました。
CPAは1998年の$20ミリオンの公債を発行しました。これは2028年までに、毎年$1.5ミリオンを支払わねばなりません。
2007年、フィッチ・レーティングはCPAの債務比率を、債権返済が不明確であると言う意味のB+に格下げしました。
ホフシュナイダー議員は「知事はCPA理事（メンバー）を追放させるべき・・・これは完全に行政執行力の濫用である。CPAを彼の傘下に持っていく必要は何か？」と述べました。
ホッコック議員は、他のひとつの後に３つの行政命令が発効された「異常」なことであると表現しました。

下院国会リーダーのジョセフ・N.カマチョ議員は、CPAが毎月の期限で支払うことができることを発見したと述べました。
5月13日、知事は120日でCPAを彼の直轄に置くE.O. 8-3を発効しました。
この動議はまた、CPA理事が期限内で技術的に解散させると言う意味でもあります。これは彼にCPAの予算再編あるいは移動を認めます。
知事はCPAを管理するため、エグゼクティブ・ディレクター代行にリー・カブレラ氏を任命しました。それはCNMIの全ての港と3つの空港を監督することです。
E.O. 8-3は、60日以内にそれを施行することが出来る前に、立法議会の同意を必要とします。
火曜日、知事はCPAに「災害緊急声明」を宣言したE.O. 8-4を発効しました。これは彼に30日でCPAの即時管理を与えます。
その後すぐに続けて知事は、E.O. 8-3を修正するE.O. 8-5を発効しました。

下院によると、行政がCPAを引き継ぐやり方には何か間違いがあるように見えるとしています。
「CPAの即時全面管理を望む知事は、災害緊急宣言の発効による彼の計画の、憲法上の強制的見直しを避けている」と下院決議には表明されています。
更に、CPAの「災害緊急声明」は、「侵略」のような出来事、「社会動乱」「自然災害」などに含まれるCNMI憲法の下で意味する条件範囲の中にはないとしています。
この決議によると、「下院は、知事の緊急権限声明は不誠実で、回復できない損害を与える政策の先例を作る顕著な使用と判断する・・・課員はここに行政命令8-3、8-4 、8-5に強く反対する」としています。