連邦下院選に出馬する現職議員は辞職しなければならない

政府法律顧問は、CNMIの連邦代表議席に出馬する議員は、ワシントン代表のピート・テノリオ氏を含め全員が、もし公式立候補が証明されたならば辞職せねばならないと言っています。
しかしながら、他の立候補者、ルイス・P.クリソストモ上院議員(民主党サイパン)は昨日、114日の代表選挙に当選した場合に限り辞職すると述べました。
下院法律顧問フォセ・バームデス氏は、CNMI憲法第8条セクション5に表された「公務選出議員が他の公共オフィスへの候補者になる証明の下、もし、そのオフィスの任期が現在の公務終了前に始まるのであれば、現職のオフィスを辞職せねばならない」を指摘しました。
クリソストモ氏の他、レイ・N.ユマル下院議員(共和党サイパン)もまた、連邦下院議への出馬に興味をがあると説明しています。
ユマル氏の2年間の任期は20101月に終了します。同時にクリソストモ氏の4年の任期は2012年に終了します。
CNMI代表議席は、200876日から87日までに、コモンウェルス選挙委員会に立候補の届出をしなければなりません。
もし、ユマル氏、クリソストモ氏がこの期間中に辞職して届出を行った場合、CNMI憲法の他の条項が検討されねばならないとバームデス氏は述べました。
彼は憲法第2条セクション9の「立法議会の空席は、もし、残された任期が半分もしくは以上の場合、特別選挙によって埋められなければならない。もし、残された任期が半分以下の場合、知事は前回の選挙で落選した次点候補者を指名することで空席を埋めるべきであり、あるいは有効な候補者がなければ、選挙区域から資格を得る」を指摘しました。
CNMI代表選は200913日に宣誓されます。
もし、ユマル氏が辞任すれば、彼は、11月の選挙で第三区の6議席中七番目で終了した元下院議員アブサロン・ワキ・ジュニア氏(コビナント党サイパン)に席を譲らねばなりません。
テノリオ氏の他、クリソストモ氏、ユマル氏、元判事ジャン・T.リザマ氏、選挙管理委員会執行役員グレゴリオ・C.サブラン氏、法律家ビクトリノ・DLG.トレス氏などが連邦下院代表議員に出馬します。
クリソストモ氏は、この選挙運動期間中の上院議員はそのままで「住民の代表」を努めると述べ、「選挙で当選したときに、職を辞す」と語りました。
彼は、米国では、州議会メンバーは現職を辞さずとも連邦の議席に出馬できると述べました。
選挙運動期間が始まっても、クリソストモ氏は公務を継続するとしています。

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