外国人労働者のためのフォーラム

「外国人労働者移行期間中の制限なし」

連邦労働局オンブズマンのジム・ベネデット氏によると、連邦化法では、CNMIは移行期間中、H1-BH2-Bビザ・カテゴリーの下、雇用主が必要とする多数の外国人労働者を連れてくることができるとしています。

「もし、マイクロソフトのビル・ゲイツかアップル・コンピュータのスティーブ・ジョブスが、1,000から10,000H1-B労働者を連れて、新たなコンピュータ・プログラミング・センターを持ち込んで開業することを望むのであれば、少なくとも移行期限中であればそれはできる」とベネデット氏は、NMI労働者連合によって組織された、昨日の第二回目のフォーラムで語りました。

このフォーラムは、バングラデッシュ、スリランカ、ネパール、インド、コミュニティのためにキリリ・ビーチで催されました。
ビザの問題における彼の話の中でベネデット氏は、
CNMIにとってのグッドニュースは、コモンウェルスがH1-BH2-Bの労働者の上限数から免除されていることであると述べました。
連邦政府は、全国でこれらビザを取得する人々を約
66,000人だけしか認めていません。旧イミグレーション政策では、CNMIはこれらビザで他のステイタスと競合しなければならず、ベネデット氏によると、コモンウェルスはそれらのほんのわずかしか取得できないとのことでした。

「常に毎年中ごろまでに、割り当て数は使い果たされ、有効な枠がなくなるが、この新法では、我々は、この66,000上限から免除される」と同氏は述べ、移行期間が終わるまでの間は、CNMI雇用主は必要に応じてH1-BH2-Bビザ労働者を多数連れてくることができるとしています。

このH1-Bビザは総合的にカレッジ卒資格が要求されており、これらの人々は、エンジニア、建築家、弁護士、看護婦など他の高度技術者です。
オンブズマンは、しかしながら、
H1-Bビザを取得するために、人々はカレッジ卒資格である必要はなく、この要求を満たす別の方法もあることを強調しました。

「例えば、私は、スリランカがこれにあたることを知っており、たぶんバングラデッシュも同様、我々が連邦各州で受ける教育システムとは異なったタイプを持っているので、もし、あなた方が高卒であるならば、USシステムでは、1年もしくは2年のカレッジ単位取得と同等になるかもしれない」と同氏は述べました。

ベネデット氏によると、この法は、その人物の教育(学歴)を1年と考えて数えることで3年の経験を認めるとのことです。
「例えば、もし、あなた方がスリランカあるいはバングラデッシュの短大で
2年、CNMIもしくはどこかでエンジニア経験が6年あるとすると、あなたはH1-Bを取得する資格が得られる」と同氏は述べました。

オンブズマンによると、H1-Bビザは、労働者にグリーンカード申請を認める二重の意図を持っているため、実際に最良のものであるとして、H1-Bビザは、米国が高度の技術労働者を必要とすることで、米下院議会が政策決定をしたために異なっていると述べています。

「我々はもっとエンジニアが必要であり、もっとコンピュータ・プログラマーが必要だ。ここにはこのように多数の業務分野があり、それは大変に運のよいことである。なぜならば、ここに来て働きたいと言えば働けて、グリーンカードも申請でき、そして、我々はあなた方にそうさせる」とベネデット氏。

もう一方のH2-Bビザは、CNMIに属する、広大な数の大多数外国人労働者の臨時業務用のものです。ベネデット氏によると、これらは、コック、ウェイトレス、庭師、あるいはホテル、観光産業やカスタマー・サービスなどの就業者のように、非技術・技能者であるとしています。
同氏によると、これらは一時職業になるはずであり、イミグレーションと帰化法令の下の規則のひとつと解釈され、一事は
1年以上ではないとのことです。

「私はあなた方のいくらかが、ホテル、あるいは航空会社で働いていることを知っており、通常H2-Bで考慮されるべき商業分類の中にあなた方はいる。しかし、あなた方の雇用主が常にあなた方を必要とするならば、1年の一時職ではない」と彼は述べました。

ベネデット氏によれば、このカテゴリーの下に問題があるとのことで、なぜならば、国土保安局はこの職種にいくつかの適用性を与える規則を創案しているからであるとしています。

「彼らが米本土で申請するのと同様に、現状の規則のでは同じ人間が毎年繰り返し再雇用されることは認められないため、別の解決が行われるであろう。それは1年だけである」と同氏は述べました。

季節農業労働者のためのH2-A第三種があります。

「これは農夫のようなものです。それらに上限はなく。枠の心配もない」とべネデット氏。

彼によると、雇用主はH2-Aビザの通常の要求を満たす農夫のスポンサーができます。
外国人労働者が更に
CNMIで働くための永久身分(パーマネント・ステイタス)を得る別の方法は、新法がコモンウェルスだけの移行労働者プログラム(トランジッショナル・ワーカー・プログラム)を求めることです。
ベネデット氏によると、もし、雇用主が、
H1-B,
H2-B
もしくはH2-A、その他現状のビザ・カテゴリーの下で労働者の資格を得ることができなければ、労働者は、コモンウェルスだけの移行労働者プログラムの下、ここCNMIで働くことが未だ承認されるとのことです。

「これはゲスト・ワーカー・プログラムを意味する。それは我々が今やっていることと同じかもしれない。あるいはもっと簡単になるかもしれない。より多くの複合となるかもしれない。この規則の草案が行われていないため、誰もこれがどのようになるかはわからない」と同氏は述べました。
同氏はしかし、移行期限が終わるまでの間は、連邦に監督されたゲスト・ワーカー・プログラムは現行のままであると強調しました。

「私が思うに、H1-BH2-BH2-Aのカテゴリーに適合しない、大人数であるあなた方の大多数は、たぶん、コモンウェルスだけの移行労働者プログラムで資格が与えられるであろう」とフォーラム参加者にオンブズマンは伝えました。

ティナ・サブラン下院議員もまた、このフォーラムのもうひとりの講演者であり、下院法案16-86のステイタスといくつかの質問に答えました。
サブラン氏はトリビューン紙に、労働者はステイタス改善のための彼らの希望を、連邦化における最新情報を得ることを望んでいたと語りました。

「私は実際、コミッティの中での法案と、先週ここに来た連邦高官との状況説明についての話も、また、やってくる代表団選挙についての彼らとの話も、その最新情報を与えました」と彼女は述べました。

労働者連合の副会長Rabby Syed氏によると、参加した人々は大変幸せであるとしています。

「正しい答えを誰に求めてよいのかわからず、心の中に疑問を抱えた数多くの人々がいるため、我々はこのフォーラムを計画した」と述べたSyed氏はまた、サイパン・タクシー協会の会長でもあります。

彼は、このフォーラムは何が起こっているのかの答えを明確にしてくれ、どのように彼らが自身で準備できるかを与えてくれたと述べました。

連合の会長Irene Tantiado氏は、昨日のフォーラムがシリーズの第二回目で、多数の問題におけるゲスト・ワーカーへの学習を催していくつもりであると述べました。
前回は
628日、連合はフィリピン人コミュニティのために同様のフォーラムを組織しました。

「次(来月)は中国人と韓国人(コミュニティ)になる」とTantiado氏は述べ、「我々の主な目的は、ゲストワーカーが数多くの質問を持っているために、彼らが期待できること、準備すべきことを彼らに伝え、学習することである。そして、我々が彼らと共有できる唯一のことは、ティナ・サブラン下院議員や、ジム・ベネデット氏のような正しい人物を通じて、彼らに学習させることである」としています。

この問題は、連邦化に焦点を合わせる必要はなく、現地労働局、イミグレーション、未払い賃金での質問もまた取り上げていくと彼女は言っています。

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