テノリオ氏「電力危機は人的災害」

「それは人災だ」

これはワシントン代表のピート・A.テノリオ氏が発電所1と4を訪れた後の表現です。

テノリオ氏はフィッテイェル知事に、サイパンの電力危機を是正する援助を連邦議会に要請することで「大きな行動を求める」よう促しました。

彼によると、知事はさらに、ブッシュ大統領にサイパンの電力状況が「人的災害」であることを表明するよう求めるべきで、それによってホワイトハウスが連邦緊急管理機関にサイパン「救済」を至急に命じることができるとしています。

テノリオ氏は更に、この島は、「大きな災害に見舞われた地域」で、人々が「非常に苦しんでいるのは明らか」であると述べました。

テノリオ氏によると、FEMA連邦緊急管理機関は、自然災害あるいは非自然災害に見舞われた司法管轄区域あるいはいかなる州の救済に関わっているとしています。

昨年、ミネソタ州のセント・ポールを繋ぐ橋が倒壊したとき、FEMAは損傷修復補助を提供した、とテノリオ氏は述べ、もし、知事がワシントンに彼の要請を送れば、ブッシュ大統領は、人道的訴えにより、至急にCNMIの問題を是正することができると考えています。

彼は更に、知事は来年の連邦化法に向けて連邦政府を訴える、彼の計画を破棄すべきであると述べました。

「彼は訴訟を考えるべきではない。それは事を複雑にするだけである。それは連邦政府に彼が支援を求めると同時に、連邦を訴えることになる」とテノリオ氏は述べました。彼は今日ワシントンに向かい、CNMIの懸念を連邦政府とFEMAに中継します。

彼は更に、しかしながら、知事であるフィッテイェル氏が、「この要請を提案しなければならない」と述べました。

ワシントン代表であるテノリオ氏は、大統領と米議会に書簡を送ることができるが「知事からの要請があれば、より適切なものとなる」と言っています。

昨日、テノリオ氏は自ら発電所1と4を視察し、これをワシントンで連邦高官に示します。

タオタオ・タノのグレゴリオ・S.クルズ会長は、知事は発電所1と訪れるべきで、「彼自身がこの電力問題の実情を見るべき」と述べました。

「知事は連邦政府への訴訟を止めるべき」とクルズ氏は述べ、「代わりに連邦政府にCNMIの電力危機是正を補助する契約を行うよう働きかけるべき」としています。

更に彼は「タオタオの会長として、私は、米内務省島問題担当局長のニック・プア氏とブッシュ大統領に、この政府の過失でコモンウェルスの人々は甚大な被害を被っている人為災害を宣言してもらうように訴える。我々はまた、CNMIの人々が連邦政府からの資金援助を受け、我々の故国全体の社会、人々を我々に救わせることができるようにするため、知事を告発するよう議会に訴える」としています。

労働者の権利擁護者Irene N. Tantiado氏は、フィテェイル政権はCNMIの主要な問題に焦点を当てるべきであると述べました。

裁判所に連邦政府を持ち込む代わりに、知事はワシントンに島の電力危機救済を求めるべきであるとしています。

フォローお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です