フィッテイェル知事「故意にNMIを当惑させる連邦捜査官」

フィッテイェル知事は、104日にサイパン国際空港に到着した中国人観光客147名が薬物所持検査を要求されたことを指して、連邦当局が故意に彼の内閣を困惑させていると言っています。

この観光客は、上海-サイパンのチャーター就航初便の乗客でした。

「私はたいへん失望した。これは土足で寝室に入られるようなものだ」と知事は昨日の記者会見で述べ「我々は麻薬犬を持っている。これら麻薬犬は恥部には触れない・・・私はそこに共謀があると疑っており、調査している」としました。

彼は更に「これは、(たぶん内閣の連邦化法に対する訴訟のための)故意である。度が過ぎている」と述べました。

知事によると、彼の法律チームはこの状況を分析し、必要とあらば、法的抗議を含め必要な行動を取るとしています。

この事件により中国はサイパン便を禁止するかもしれない怖れもある。

中国の数多い新聞は、上海高官が含まれていた147人の中国人観光客がDEA(麻薬取締管理局)による身体検査が行われたことを報道しました。

テニアン・ダイナスティ・ホテル&カジノの総支配人トム・リュウ氏は、中国からのサイパン便を失うことは、CNMIが必要とする最後の砦になるとしています。

「たいへん失礼な歓迎であった」と同氏は述べ「しかし、願わくばこのことが吹聴されないことです。我々はこの路線を止めて欲しくない」としています。

センチュリー・ツアーのヘンリー・プン総支配人は、中国人観光客は「屈辱的」であると表現し、彼らが扱われ方について訴えたと述べました。

「これら観光客はたいへん苛立っていた」と彼は述べ「これは大問題になるかもしれない。彼らの数名はすでに上海外務省に訴えを出している」としました。

147人の乗客によると、DEA職員は1人ずつ個室に入れ、全ての所持品を出すよう求められたとのことです。

「職員は私の荷物を再度調べ、ポケットから全てをテーブルに出すよう求めた。そして彼は私を個室に隔離し、顔を壁に向けて両手を上げるよう求め、私の体を上下にさすった。たいへんショックだった。彼は私の陰部を三度触った」と乗客は述べ、下着さえも調べたとしています。

「我々は単なる観光客だが、犯罪者のように扱われた。数人は侮辱され、彼らの人権違反と、人種差別に関する訴訟を求めるため弁護士に相談するであろう。職員によるこの捜査と扱いは中国人観光客にだけ行われた」と乗客は付け加えました。

この中国人観光客によれば、ツアー・オペレーターと共に彼らもまた苛立ち、二度とサイパンには来ないと誓ったとのことです。

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