サイパン賭博法案再び打ち落とされる

下院議会は第四番目で最新のサイパン賭博法案を葬り去りました。
反対16、賛成2で、ラ・フィエスタ・ショッピングモール跡地にカジノ賭博を認める提案を下院議会は却下しました。
オスカー・M.ババウタ下院議員、スタンレー・T.トレス下院議員の2名が提案に賛成しました。ジャスト・クイチュグア議員とレイモンド・パラシウス議員は棄権しました。

「ビデオ・ゲーミング&エンターティメント・カード・ゲーム法令2008」と名付けられたこの政策は、有権者がサイパン・カジノ政策を破棄した前回の選挙から、これで4回目のラ・フィエスタ賭博法案でした。

この法案は、ラ・フィエスタで行われるバカラ、ブラックジャック、テキサス・ホールデン・ポーカーなどのビデオくじターミナルを認めることを提案しました。
この法案の創案者ババウタ議員は、彼の同僚の行動に失望しています。
彼によると、この法案で提案した制限された賭博産業は、現在の経済危機を長期的に緩和するものであるとしています。

「議会審議は毎回、政府が運用を続ける資金を我々はどこから調達するかについて討議している。そこで私は、制限付賭博を提供するこの素晴らしいアイディアを提案した。この利益は私の選挙区だけではなく、CNMI全体を覆うものである。しかし、私の同僚はこれを認めてくれなかった」とババウタ氏。

彼によると、現地事業体は旧ラ・フィエスタ・モールでの賭博場経営に、最低$20ミリオンを投資することに関心を持っているとしています。更に、この投資家は税金$20ミリオンを前払いするとしていると彼は述べました。
ババウタ議員は更に、この提案は現在稼動していないラ・フィエスタに支払うことで、政府に取り戻すことを認めるものであるとしています。

2003年、CNMI政府はラ・フィエスタを$7.5ミリオンで買収しました。購入額の一部、$3.5ミリオンはババウタ政権時の知事室によって支払われました。残額は年間分割金として$200,000が支払われています。

しかし、ディエゴ・ベナベンテ下院議員は、サイパン有権者が200711月にカジノを却下した事実を変える反駁は無いと述べました。
「人々がカジノ投票を行ったとき、彼らはカジノがいくらの収益を上げるかを知った。彼らはマカオを知り、ラスベガスを知った。彼らは経済危機に喘いでいる。しかし、彼らは否定している。なぜならば、カジノが一般社会にもたらす悪影響があるからだ。住民代表として、我々は彼らの決定を尊重する義務がある」とベナベンテ議員は述べました。
彼は更に、サイパンはテニアンとロタを支援しなければならないし、その両島でカジノが承認されていると付け加えました。

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