立法議員CUCの＄3.4M承認

立法議員は昨日、CUCの債務清算と臨時電力のため、その請負業者２社への支払いを補助する$3.4ミリオンの資金確保法案の通過を急ぎました。
この法案は、昨日、初めて下院議会に提出され、12対６で簡単に通過しました。この法案は直ちに上院に送られ、1名の棄権と5名の賛成で通過しました。
広報官チャールズ・レジス氏によると、フィッテイェル知事は昨日この法案に署名するはずでしたが、法案は適時に知事室に送られませんでした。議会は月曜日の法制定を期待しています。
緊急電力発電法令２００８（Emergency
Power Generation Act of 2008）と名付けられたこの法案は、MPLTの収益を次期2年間はCUCに確保するものです。パブリック・ランド（公地）を使用することで得た投資資金を課されるMPLTは、議会による割り当てで中央政府に年間約$1.7ミリオンを送金します。
とりわけ、この法案は、CUCがサイパンに緊急電力15MWを提供するため雇用するAggreko Internationalへの$1.5ミリオンを割り当てます。Aggreko社は、CUCが頭金の$1.5ミリオンを入金するまで、島へのレンタル発電機は持ち込みません。
この法案はまた、サイパンの発電所４を操業するPacific Marine Industrial Corp.,へのCUCの負債$1.1ミリオンと、テニアンの発電所を操業するTelesource社への負債$800,000も準備します。
この法案はまた、法制定後18ヶ月以内に一般世帯消費プログラムを開始することで、CUCに返金を要求します。総額$3.4ミリオンは、最低2013年までの3年期限で消費者からの割戻しで支払わねばなりません。
発案者は、直ちに稼動するレンタル発電機によって、CUCが24時間の電力供給を可能にすると考えています。彼らはまた、有効な緊急電力がCUCのエンジン修理のための追加時間を買うことも論議しています。
現在、CUC発電機はサイパンの電力需要の3分の2しか満たしていません。発電所１と４は合計27.2MWを発電し、同時に需要ピークは41MWです。結果として、サイパン住民は少なくとも1日2回の停電に悩まされています。
この法案を支持しているディエゴ・ベナベンテ下院議員は、緊急解決を求める状況だと述べています。「CUCの問題を解決するのは長期間かかるに違いないが、我々は現状を見なければならない。CUCは、停電を避け、さらに発電容量を取り去る閉鎖からPMICを維持するため、この資金を必要とする」と同氏は述べました。
同じく法案支援者のジョセフ・レジス下院議員は、もし停電が続けば、政府は$3.4ミリオン以上を失うであろうと言っています。「政府は、停電で働けなくなっている時間も賃金を支払っている。同時に、我々は事業者が経営できないことで税収も失っている。経済的相対関係でこれを検討しよう」とジョセフ氏。
法案の反対者によると、この法案の通過はCUCの契約不履行と過去の過ちを是認することと同等であるとしています。
ハインズ・ホフシュナイダー下院議員は、支払う資金がないにも関わらず、Aggreko社との契約を実行するCUCを批判しました。彼はまた、いずれAggreko社の契約が2年間の周旋過程で再び法的責任を導くことを懸念しています。
エドワード・サラス下院議員によると、彼はこの発電機リースが電力危機の解決に最善であることには納得しないとしています。彼は、可能性ある選択肢として、発電所２の再生を指摘しました。
2006年、CUCは$900,000.近くのコストで、発電所２の補修を行うためCommonwealth Industrial
Supply Co. Inc.を雇用しました。CISCO社はエンジン修理の業務履行がされておらず、当局は現在、契約の捜査を行っています。
CUCの信頼性が主要な問題とするティナ・サブラン議員は、公益事業が最新の財務諸表を用意し、その財務問題を解決する計画が明らかになるまで、CUCは別の債務棚上げの責任を負うべきではないとしています。「議会はCUCに際限なく資金を垂れ流し続けている」と彼女は述べました。
ロズモンド・サントス議員、ジェームス・カマチョ議員、フランシスコ・デラ・クルズ議員と共にホフシュナイダー氏、サラス氏、サブラン氏らはこの法案に反対票を投じました。ラルフ・トレス議員とレイ・ユマル議員は欠席でした。
上院では可決まで約1時間の審議を行いました。ルイス・クリソストモ上院議員は棄権しました。