新拘置所での三浦氏、特別待遇はしない
改装されたススペの拘置所で拘留中のミウラ・カズヨシ氏は、他の収容者同様、特別な処遇はされていません。
DOC(Department of
Corrections)の署長、リノ・S.テノリオ氏によると、ミウラ氏は他の収容者と何も異なることなく、VIP扱いはしていないとしています。
「彼の弁護士が、寿司や刺身など自然食の特別な食事を彼に与えるよう求めていることは知っているが、それはできない。仮に一個人、あるいは一収容者にそれをすれば、他の収容者にもせざるをえなくなる」とテノリオ氏はインタビューに答えました。
DOC職員によると、日本人ビジネスマンが監房内で虐待、あるいは不公平な処遇を受けているという噂は真実ではないとしています。
ミウラ氏は最高のセキュリティ独房に収監されています。このハウジング・ユニットには、合計12の個人用独居房があります。
「彼はこれら個人用独居房のひとつにいます。それは、約7×9フィートで、トイレと洗面台が付いており、彼は普通に過ごしています」とテノリオ氏は述べています。
彼によると、ミウラ氏の電話使用時間は、米本土の弁護士との話し合いに必要とされ、裁判所の命令で午後8時まで延長されています。
テノリオ氏によると、7月10日に新しい拘置所にミウラ氏も含め、全ての収監者が移動したとき、最初の2日間は全ての規則(電話の時間延長)が停止されたとのことです。
彼によると、ミウラ氏の新たな独居房は、新施設の中で冷えすぎていること以外は、旧監房とほぼ同じとのことです。
「旧監房では、外を見る窓があったが、この新しい建物には窓がない。独房は実際に一般人の立ち寄りができない禁区である。三方は壁に囲まれている」とテノリオ氏。