OPG(政府公開法令)の嘆願は11月選挙の住民投票はない

CNMI有権者は、政府公開法令を立法議会に適用する住民提案が認められるか否かを、来年の選挙まで待たねばなりません。
この嘆願書は、義務付けられた人数以上の、3千人を上回る署名が行われましたが、AGO(司法長官室)による証明が未だ行われていません。AGOの証明締め切り期限は8月5日でした。
AGOは、今年の米下院議会代表選挙は、CNMI盟約によって定義された「通常の総選挙」ではないため、11月4日の住民投票は行われるものではないと考えています。
下院議員によって通過したこの法案H.B. 16-112は、代表議員選挙と住民投票における嘆願を認める手続きを設定しましたが、上院は今年の選挙を「特別選挙」と定義づけるための法案に修正しました。
下院議会は上院案を受け入れています。
ティナ・サブラン下院議員と主な提案者は、未だ上院の修正案に同意していないと述べています。

「しかし、この点は実際の問題ではない。なぜならば、この選挙委員会は(金曜日に)ミーティングを行い・・・この問題の両者を故意に、この提案を2009年の住民投票に持ち込んだ」とサブラン議員は述べました。

更に、彼女は「私が思うこの特異な説明は、たとえ、我々が堅固な設定をしたとしても、克服するのは困難であり、これは、事実、通常の総選挙であり、司法長官が通常選挙の90日以内に提案を証明すれば、この提案は行われるはずで、至急に迫る次回選挙ではなく、次回の通常総選挙でのものである。現在、我々は90日の期限が過ぎたことにより、この提案はおそらく2009年より後の住民投票に持ち越されるであろう」と述べました。
上院議員によって
H.B. 16-112の見直しを求められた上院法律顧問のマイケル・L.アーネスト氏は、上院は、住民提案が11月4日に有権者の前で行われるこのような方法での、この法案の修正は出来ないと表明しました。
8月11日付けの、この3ページの法的見解の中で、アーネスト氏は、通常選挙以外のいかなる選挙も特別選挙であるとした「
CNMI憲法の分析」を指摘しました。

彼によると、今年の議会代表選挙は「同時に連邦選挙で、CNMI憲法によって定義付けられた特別選挙である」としています。
アーネスト氏によれば、たとえ、法的分析が正しくないとしても、「この問題を決定する適切な証明を得ることに失敗した嘆願である以上は、議会は時間的形式の中で証明できなかった嘆願の事実を消し去ることはできない」としています。
彼は同時に、「
CNMI憲法を修正するために提出されている提案・・・連邦選挙と通常総選挙が同期している」と言っています。
住民提案は、
CNMI有権者の最低20%の署名によって法律が提案され、選挙前最低90日で、司法長官によって証明されねばなりません。
この提案は、投票者の3分の2によって承認され法律となります。
今月初旬、今年の選挙のために
12,367名の有権者がすでに登録を済ませています。
なお、選挙人登録は9月15日まで選挙管理委員会で引き続き登録を行っています。

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