連邦、NMIに空港の非常事態体制の見直しを求む
FAA(連邦航空管理局)は、空港施設・サービス、メンテナンス、安全操業に関する深刻な問題が起きている度重なる停電を考慮し、その空港の非常事態体制計画の見直しをCNMI政府に求めています。
フランシスコ・C.アダ/サイパン国際空港は、FAAが発効する空港操業証明の要求事項に従わねばなりません。
7月21日付けの書簡の中で、FAA地区管理官のウィリアム・C.ウィスコベ氏はフィッテイェル知事に、最低限視覚航空規則に従う条件と、乗客オペレーション・システムの照明システム維持、提供が必要であることを伝えました。
照明システムは、滑走路照明、サイン、空港標識、誘導照明、障害物照明などが含まれています。
同氏は、空港の操業を妨げないための一定レベルを保つため、FAAが空港管制塔の緊急発電機のための燃料に$10,000を支払ったことを指摘しました。
これは、CPAの責任であるべきものでした。
同氏によると、もし、このようなことが再度起こるようであれば、FAAはCPAから償還を求めるだろうとしています。
空港運営の安全を確保するため、同氏は知事に、CUCの停電スケジュールから空港を除外するよう促しました。
CUCは先週、空港への24時間電力供給がもはや出来ないと発表しました。
「このエネルギー危機状況下で、空港の安全操業維持を明確にする非常事態体制計画を見直して下さい」と同氏は知事に伝えました。
新発電機
別のニュースで、辞任するCPA局長代行のリー・カブレラ氏は金曜日、FAAはすでに新たな連邦資金で発電機を購入する要請が承認されていると述べました。
このプロジェクト・コストは初期$2.1ミリオンですが、連邦は、航空機救済に繋がる消火ユニット、交通コントロール・タワーの電力アップも含め、予算を増やしているとカブレラ氏は述べています。