テニアン市長、所有事業閉鎖

ホセ・サンニコラス・テニアン市長は、島の冷え込んだ経済状況に対処するため、彼の事業を売却、閉鎖、再配置を行いました。

サンニコラス氏は昨日、彼の人材3名を解雇したことで、彼のガソリンスタンドを閉鎖したと述べました。

このスタンド近くのミニ・ストアは、彼の他のビジネスに統合されると同時に、アイス＆ウォーター・プラントは新しいオーナーに売却されます。

しかしながら、同氏によると、これらは彼の政治的計画ではなく、純粋な事業決断であるとしています。

他の事業者同様、市長もまた、最低賃金引き上げの影響、法外な電気料金、テニアンへの商品輸送コストなどから「生き残る」ための試みであると述べました。

ガソリンスタンドを閉鎖することで、月額リース料$700が節約できるとのことです。

来年に市長再選についての問いに、サンニコラス氏は、彼の決断は「私の事業状態によるものではない」と述べました。

市長は同時に、CNMIの「経済の実情」を見ていない立法議員に失望したと語りました。同氏は、知事の退陣について焦点を絞り話す代わりに、立法議員は島の経済問題を是正すべきであると述べました。

彼によると、CNMI政府は、サイパンのガラパン、タナパグ、サンアントニオ、空港地区に「道路料金所」を設け、収入を上げることを検討すべきとしています。

各社25セントの通行料を課すことで、政府は毎年、新たな資金を用意できるとして、「これは模索できるひとつのアイディアである」と述べました。

しかしながら、島の「市場不安定」にも関わらず、市長はテニアンのカジノ産業に未だ希望を持っています。