中国、ロシアの観光客へのビザ免除なし-DHS
国土保障省によって発表された提案中の規則によると、中国とロシアの観光客は、追加セキュリティ対策がとられるまで、グアム-CNMIの合同ビザ免除プログラムの下、CNMIへの入国権利は得られないであろうとしています。
このプログラムは、以下の国々にビザ無しでグアムとCNMIへの入国を認めています。
オーストラリア、ブルネイ、日本、マレーシア、ナウル、ニュージーランド、パプア・ニューギニア、韓国、シンガポール、台湾、香港、これらの国籍者はグアム、CNMIへの45日間の滞在権利が与えられます。
DHS(国土保障省)はCNMIの中国、ロシアの観光業に経済打撃を与えることはわかっているが、この二国は、政治的な警備と法的執行の問題によってプログラムに含まれることはないと、この規則は示しています。プログラムの中の新たな規則は、統合自然資源条例2008の702(a)が始まる6月1日から効力を持ちます。
サイパン商業会議所のジム・アレノビスキ会長によると、CNMIはこの2つの市場を失うことで甚大な影響を受けるとしています。
DHS高官とCNMI政府リーダー及び、民間事業社は昨日会見し、このビザ免除プログラムについて話し合いました。DHS高官は、このプログラム開始日の6ヶ月間の延長の可能性について話しました。したがって、中国とロシアの観光客はCNMIへの入国が6ヶ月間許されるであろうと、この会見に出席した商業会議所のArenovski会長は述べました。
広報官のレジス氏は、この問題でフィッテイェル知事はCNMI代表のグレゴリオ・キリリ・サブラン議員と共に働くであろうと述べました。
グアム-CNMIビザ免除プログラム概要
*適格国:オーストラリア、ブルネイ、日本、マレーシア、ナウル、ニュージーランド、パプア・ニューギニア、韓国、シンガポール、台湾、香港
*6ヶ月間遅れの可能性で6月1日に実施されるであろう。それまではCNMIイミグレーション法は有効である。
*滞在期間は15日から45日に延長された。
*更なる情報:http://www.dhs.gov/xnews/releases/pr_1231970813067.shtm
*規則への意見は、Border Security Regulations branch, Office of International Trade,
Customs and Border Protection, Mint Annes799 9th Street, NW, Washington DC
20001(国境警備規則事務所、国際貿易事務局、税関・国境保護)宛てに60日間以内で郵送可能。