現地イミグレーション「完璧な払拭」を補強
6月1日に現地イミグレーション機能が連邦人事に引き継がれるとき、CNMIイミグレーション課は「払拭」されるであろうと、同課のメルヴィン・グレイ局長は言っています。
「CNMIは6月1日に権限がなくなります。我々の空港職員、手続き処理職員は必要なくなります」と同氏は述べました。
契約労働者であるグレイ氏によると、連邦政府は彼を雇用できないため、彼は6月1日に失業するとしています。
グレイ氏は連邦イミグレーションの退職者です。
もし、移行期間中が設けられ、現地職員が空港での通常運営における補助を継続するとしたらの問いに、グレイ氏は「何のために?我々は権限がない」と述べました。
彼によると、移行期間はあるが、現地職員の職域は含まれていないとしています。
グレイ氏は連邦政府に現地職員を残すよう求めていますが「連邦は彼らを吸収しない」としています。
CNMIイミグレーション職員67名のうち、37名は自動的に年齢制限で排除されます。28名だけが受験資格を与えられました。
これら資格者の合格率は50%で、わずか14名が雇用手続きに入るとグレイ氏は述べました。
14名全員が連邦政府に雇用されるわけではないと同氏は付け加えました。
「CNMI政府に与えられた財政状況では、新たな職を得る展望はなく「現在、希望は持てない」とグレイ氏。
先週、上院議会は連邦下院議会代表のグレゴリオ・C.サブラン議員に、国土安全保障省がCNMIの連邦イミグレーション職員を雇用する際に、現地人を優遇するよう求める合同決議を採択しました。
グレイ氏によると、CNMIがイミグレーションと労働政策を失えば、どのようなことが起こるかがわかるため、彼は連邦化には反対であるとしています。
「勝者は誰もいない。全員が敗者である」と同氏は述べました。
彼は更に、連邦化はCNMIにとって負であり、「今起こっていることは知事が言い続けていることである」と述べました。