2月の来島者数11.51%減少
先月のCNMIへの観光客は2008年2月に比べ11.51%の減少となりました。
MVA北マリアナ観光局によると、CNMIへの来島者合計は、昨年2月の40,222人に対し35,594人であったとのことです。
この減少の主な原因として継続する経済不況が挙げられ、特に韓国ウォンがドルに対して弱くなったことが影響しています。
韓国は4ヶ月連続の減少で、昨年2月の8,305人から25%ダウンとなりました。
韓国からの航空座席は昨年2月に比べ14%の減少でした。
アシアナ航空はソウル-サイパンの航空機材を縮小すると発表しています。
夜行便に使用された250席のB767型機は3月28日までで、177席のA321型機に変わります。
また、3月29日から6月30日までのオフシーズンは午前便を引き上げます。
経済悪化にもかかわらず、この路線の2月のロードファクター(稼働率)は80%以上を保っています。
更に、同社では、釜山-サイパン線を3月1日から7月16日まで、現在の週4便から2便に減便します。
このフライトは、3月29日から木曜日、日曜日の運行でエアバス321Sで177席となります。
中国人来島者は60%減少の2,345人でした。
日本市場は昨年の22,275人から18%増となりました。
ロシアからの来島者数は相変わらず伸びており、昨年の2月に比べ46%増の506人でした。