タオタオ・タノ、書類詐欺の女性の判決軽減に質問

現地グループのタオタオ・タノは、書類詐欺で有罪宣告を受けた女性の懲役を減刑するフィッテイェル知事の決定に質問しています。この女性の夫もまた、外国人の入国許可証（エントリー・パーミット）の手続きのための書類偽造に関係していました。

タオタオ・タノのリーダー、グレッグ・クルズ氏によると、知事の決定は地元共同体に誤ったメッセージを送っているとしています。

「それらの捜査官が、労働詐欺で有罪判決をもたらせた彼らの捜査活動のすべてが、コビナント党の構成員と知られるために裏口で投げ捨てられたことを知ってどんな気分がするであろうか？」とクルズ氏は政府職員とメディアにＥ－メールを送ったと述べました。

広報官チャールス・レジス氏によると、テレシータ・デレオン・ゲレロ容疑者の90日の投獄判決は減刑されましたが、免罪はされなかったとのことです。

「判決の減刑があった。これはＣＮＭＩ憲法の第三条セクション９を基にしている。彼女は免罪されなかった。彼女の記録は残る」と同氏は電話インタビューで述べました。

デレオン・ゲレロ容疑者の夫、ロレンゾ氏は労働局で働いていました。

昨年、当局はこの夫妻と他の6名を、ＣＮＭＩでの合法的滞在を望んでいる外国人の労働申請を支援するための偽装書類を作っていたことで起訴しました。

彼らは、デレオン・ゲレロ夫人が社長と秘書を務めていたＡＬＴインターナショナル社を通じて労働許可の手続きを行っていました。

上級裁判所のデヴィッド・ワイズマン判事は、書類詐欺の罪でデレオン・ゲレロ夫人に1年の懲役、90日の実刑を除く執行猶予判決を下しました。

彼女は3月25日にＤＯＣ（拘置所）で懲役期間の刑の開始を命じられました。

しかしながら、彼女が翌日釈放されたことを示した報告書がクルズ氏に届いています。

クルズ氏によると、この事件は連邦当局の間で新たにCNMI のイメージを傷つけたとしています。

「この事件は、労働局とイミグレーション汚職に関して、我々の故国にもう１つ、目のまわりの黒あざを与えました」とクルズ氏。

政府はその言葉を守り、公共のオフィスでのどのような非行にでも、最も強い可能な処罰を課すべきであると彼は付け加えました。