知事「AG選出拒否」
フィッティエル知事は、CNMI有権者に司法局長を選出することを認める提案に賛成していないと言っています。
島の人口はあまりにも小さく、たいへん政治に傾倒している。それは選出されたAGを「選挙で選ばれなかった知事」にさせることができる、とフィッティエル知事は述べ、グアムを含めて、合衆国の多くの部分が、選出されたAGを持っているけれども、この考えがここで機能するであろうと思わないと述べました。
「私はこれを研究している。グアムを含め米合衆国では司法長官はより多く選出されているが、たいへん政治傾倒が高いこのような小さな共同体にとっては、向いていないと思う。言葉を代えれば、私は選出された司法局長には反対の立場をとりたい」と知事は述べました。
「選出された司法局長は、上手に選出されていない知事になることができる」と知事は付け加えました。
スタンレー・T.トレス下院議員とフランシスコ・デラ・クルズ議員は、AGを選出公務員にするための下院立法案16-23の提案者です。
この二人の議員らは、AGオフィスはあらゆる政治的影響、あるいは干渉から離されるべきで、現行の知事によるAGの任命が行われているこの行為を覆すことがこの目的であると述べました。
「知事が上院の意見と同意を得てAGを任命する現状のシステムは、知事によっていつでも司法局長を解任することができ、コモンウェルスの法の執行を行う司法局長の独立性を追いやっている」と彼らは述べました。
それを11月7日の選挙で行うために、H.L.I. 16-23は上下院それぞれの投票で4分の3の賛成をもって承認されなければなりません。有権者(投票者)はそのときに裁可あるいは却下のどちらかを選びます。
この議案によると、選出されたAGは4年の任期が与えられます。
資格は、最低35歳以上の米国市民で、CNMIに最低5年以上の居住を確立しており、コモンウェルスの法曹界で最低5年の現役メンバーであり、いかなる犯罪で有罪宣告も受けていない、政党に加入していないこととなっています。