タオタオ・タノ「特赦、釈放、判決刑の減刑における憲法の条項は変更されるべき」

立法議員は、釈放、減刑、あるいは有罪を宜告された重罪犯の特赦を、CNMI知事が認める権限を制限する立法議案の通過を支援するよう求められています。

タオタオ・タノ・グループによれば、テレシータ・デレオン・ゲレロ氏の書類詐欺有罪判決後に行われた、90日間拘留判決を減刑するフィッテイェル知事の決定は、現地司法システムをあざ笑っているとしています。

「すべて気づいているように、知事は最近、周知の党関係団体構成員の判決を減刑した。このような行為は、我々の持つ刑事裁判法律制度を馬鹿にし、くつがえすものである。知事は我々の自治権を侵害したことに対して連邦政府を告訴した。この知事の行動は、彼が求めている我々の自治権の保護に矛盾している」とタオタオ・タノのグレッグ・クルズ会長は立法議員に書簡を送りました。

デレオン・ゲレロ氏は、3月25日から6月23日まで拘留されるはずでしたが、3月26日に釈放されました。

彼女は、外国人労働者の労働許可証を処理するために労働省に提出された書類を偽造したという罪で有罪を宣告されました。

広報官チャールズ・レジス氏によれば、知事は憲法上、減刑を公布する権限が与えられているとしています。

彼はCNMI 憲法のセクション９第3条の「知事は、法律によって確立されている仮釈放委員会との協議の後、犯罪の有罪決定後に猶予、減刑と恩赦を与える力を持つ。この権限は弾劾に当てはまるべきものではない」を引用しました。

しかしながら、クルズ氏は、デレオン・クルズ・ゲレロ夫人の夫、ロレンゾ氏は、コビナント党を支配している強力な支援者であるため、この減刑は政治的行為であったと述べています。

デレオン・ゲレロ氏は、同事件で彼自身起訴されました。

クルズ氏は、下院フロア・リーダーのジョセフ・Ｎ.カマチョ議員が去年提出した、下院立法議案16-20を通過させるべきであると述べました。

保留のままとなっているこの議案は、知事がいかなる猶予、判決あるいは恩赦の減刑を与える前に、一般の公開意見を義務付けることを求めています。

この立法議案は、住民投票にかける前に、上下両院の4分の3の賛成票が要求されています。

H.L.I. 16-20の下、執行猶予、減刑、恩赦の候補者名は、コモンウェルスの一般的に普及されている新聞に公開し、30日間の公開意見を求めます。

CNMIの次の総選挙は11月7日に予定されています。