元CUC幹部「FBIはビラゴメズ氏との電話での会話を記録したことを彼に伝えた」
元CUC局長のアンソニー・ゲレロ氏は昨日、FBI連邦捜査局からの命令に従っただけとして、昨年7月のビラゴメズ副知事との電話での会話をなぜ録音するように言われたかの、事前の認識についてすべて否定しました。
ビラゴメズ氏と彼の共謀者である元商務局長のジェームス・サントス氏とその妻ジャクイーナ・V.サントス夫人の陪審裁判が行われている中で、証人の立場をとったゲレロ氏は、被告人の弁護士デヴィッド・ルジャン氏の反対尋問を受けました。
ゲレロ氏によれば、彼はFBIによってレコーディング装置を与えられ、ビラゴメズ氏と彼との会話を録音するように言われたとのことです。
「私はそれが何のために、また、どのような目的かは知らなかった」とゲレロ氏は述べました。
同氏によると、彼は2008年7月20日午後4時25分頃、ビラゴメズ氏に電話をしたが、通じなかったとしています。
ビラゴメズ氏が彼に折り返し電話をしたとき、ゲレロ氏はCUCのライドライム取引について「尋問された」ことを副知事に伝えたとのことです。
ゲレロ氏は、ビラゴメズ氏がどのような罪にあることを示唆する陳述も、彼に嘘をついたり、FBIを誤り導くようなことも言わなかったと述べました。
同氏は、大陪審の前で証言したその前の朝、7月21日午前7時15分にビラゴメズ氏への2回目の電話をしたと述べました。
彼によれば、会話は3分ほど続いたとのことです。
ビラゴメズ氏は彼に、行ったことは正しかったことと、FBIに捜査を完了させるよう付け加えて伝えたことをゲレロ氏は述べました。
副知事がミネソタ経由でニューヨークに向かっていた2008年7月22日午前6時52分に、ゲレロ氏はビラゴメズ氏へのもうひとつの電話を録音しようとしました。
この電話はうまくいきませんでした。
ゲレロ氏は、同日の午後1時35分に別の電話をして、ビラゴメズと9分間話したと述べました。
彼はビラゴメズ氏に緊張したと伝えたことを述べました。
再度、ルジャン弁護士の質問への回答で、ゲレロ氏はビラゴメズ氏が法の執行に嘘をつくよう、あるいは、すべての情報を隠すよう彼に伝えなかったと述べました。
反対尋問中、ルジャン氏は、その時期にその特別なポジションには誰も就いていなかったとき、別の人物の名前の下、購入要求書にゲレロ氏が署名したことを指摘しました。
2007年10月22日、CUCは休暇に入った後、結局退職したパトリック・レオン・ゲレロ氏以降、オペレーション主任が居なかったことは知られていました。
アンソニー・ゲレロしによると、パトリック・レオン・ゲレロ氏が残したいくつかの業務を彼が引き継いだことでオペレーション主任に署名したとのことです。
同氏は、CUCの日々の営業と同様に上下水道、電力に関する問題を監督するオペレーション主任の役割を継承したと述べました。
裁判所は午後4時休廷の後、裁判を延長することに同意しました。
昨日は、NMI連邦地方裁判所首席判事アレックス・ムンソン氏による陪審裁判の15日目でした。
ゲレロ氏と他の被告人らは連邦資金に関係する盗み、電信詐欺、連邦政府をだました陰謀の罪に問われました。
ゲレロ氏はすでに罪を認め、本件で検察と共に働くことに同意しました。
ビラゴメズ氏とサントス夫妻は、各自5万ドルの保釈金が課せられた後、解放されています。