豚インフルエンザに関する通知
領事館-日本人協会からの通知がございましたので掲載致します。
(在サイパン駐在官事務所仮訳) 2009年4月27日
北マリアナ諸島保健省
健康注意 - 豚インフルエンザ
1.現状
複数の国、アメリカ、メキシコ、カナダなどで新型インフルエンザ(豚インフルエンザとよばれている)の発症が報告されています。感染はまもなく他の国にも広がると思われます。豚インフルエンザという名前ですが、これは普通のインフルエンザと同じに人から人へ感染します。
2.症状
症状は熱、せきを伴う厳しい呼吸器疾患で時に呼吸困難を引き起こし、死亡に至ることもあります。他の症状としてはくしゃみ、体の痛み、腹痛、吐き気、嘔吐及び疲労感があります。
3.感染経路
感染は接触、せき、くしゃみ又は病気の時の会話で、人から人へ広がります。
4.治療方法
この感染に有効な薬はありますが、敏速に服用することと医師からしか入手できないので、すぐに治療をうける必要があります。
5.ワクチンの有無
この病気そのものへのワクチンはまだありませんが、関係機関はワクチンの開発を急いでいます。
6.予防対策
・石鹸で手をこまめに洗う。
・せきやくしゃみが出るときは鼻は口をおおう。
・病気のときはマスクをする。
・病気の人との近くでの接触をさける。(6フィート以内に近づいたり、接触したり、キスしたり抱き合ったりすることをさける)
7.豚肉を食べられるか
この病気は人から人への感染です。豚肉からの感染ではありません。適切な処置と調理がされているものであれば食べても問題ありません。
もしあなたが豚インフルエンザの症状を伴う病気になったら直ちに治療を受けて下さい。
もしあなたが最近感染国に旅行をしたことがあれば、感染していれば7日以内に症状がでます。すぐに治療を受け、また、あなたの旅行歴を申告して下さい。
もしあなたの周囲で普通でない症状の人に気がついたら、保健省に連絡してください。
もし、あなたが病気になり、特に(豚インフルエンザ)症状をしめす場合、人との接触を避けるか制限してください。そして治療のため病院に報告してください。インフルエンザであると思われることをすぐに伝えてください。
(以下テキスト・コピー2)
豚インフルエンザに関する在サイパン駐在官事務所からのお知らせ
(2009年4月30日)
在留邦人の皆様においては、テレビ、新聞等で既に承知されていることと思いますが、メキシコで発生した豚インフルエンザの人から人への感染により、世界保健機構(WHO)は警戒水準(フェーズ)を4から5に引き上げました。現在も、感染者及び感染国が増え続けている状態です。
(フェーズ5とは、世界的大流行(パンデミック)の一歩手前で、複数の国
で人から人への感染が進んでいる証拠があるレベルです)
北マリアナにおいては、発症例は出ておりませんが、27日衛生保健省は豚インフルエンザに関する注意警報を概要別紙のとおり発出しました。
在留邦人の皆様におかれましては、新しい情報に気をつけながら、過度に心配することなく、各自予防を心がけてください。
なお、外務省は4月30日現在、メキシコへの渡航を予定してされている方に対し、不要不急の渡航は延期するよう、感染症危険情報を発出しています。
問合せ先
・外務省豚インフルエンザ相談窓口
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)4625、4627、4629
・外務省領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
・外務省海外安全ホームページ : http://www.anzen.mofa.go.jp/
(携帯版) : http://www.anzen.mofa.go.jp/i/
下記のホームページ等も適宜ご参照ください。
CDC(米国疾病管理予防センター)(英語)
http://www.cdc.gov/swineflu/
WHO(世界保健機構)(英語)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/
厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.moff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
在サイパン駐在官事務所
TEL 323-7201,7202
FAX 323-8764