6月の来島者数30%減
MVA(北マリアナ観光局) グローバルな旅行傾向は、昨年6月の同期間に比べ、来島者数の30パーセントの減少を経験した北マリアナ諸島の観光産業に影響を与え続けています。
すべての主要市場から来島者数は、6月に二桁の減少を記録しました。
サイパン、テニアン、ロタへの6月の来島者数は、昨年度の30,936人に比べ、今年は21,803人でした。
年度全体では2008年度比較で7.57パーセントの減少となっています。
最も減少したのはロシア市場でした。
本年度の始まり以来、毎月連続した増加を示していたロシア市場は、478人で43パーセントの下降を記録しました。
日本からの来島者数は、2008年6月に比べ30%減の11,152人でした。
この減少は経済不況に併せて、H1N1インフルエンザ・ウイルスのために、学校の団体旅行、家族旅行などのキャンセル、あるいは延期が主な原因と考えられます。
韓国からも30%減の6,735人となっています。
中国は72%増で322人となりました。
その他の減少は、グアム(16%減の1,617人)、台湾(83%減の5人)、フィリピン(45%減の117人)となっています。
米国からの来島者は14%増えて858人、他の地域からは1%増の519人でした。