H1N1についての住民意識不可欠
北マリアナ諸島周辺の要衝に熱スキャナーを置くよりもむしろ、共同体の理解がH1N1ウイルスの普及を妨げるためにはより良いものとなると、当局者は昨日述べました。
これまでのところ、CNMIはH1N1ウイルスが確認されたのは2件だけで、それは疑いが少なく、当局はそれがパニックを起こす危険なレベルには未だ考慮されていない状況であると述べました。
「サーモ・スキャンが全てのインフルエンザ・ウィルスの侵入を阻止することに効果があるとは証明されていない」と、公衆衛生医療・結核制御プログラム部長のリチャード・ブロストーム博士がバラエティー紙のインタビューで語りました。
ブロストーム氏によると、この数年前まで、およそ230万人の人々が通過したが、一人もウイルスについて陽性のテスト反応を示さなかったことで解るように、熱スキャナーが、重症急性呼吸器症候群あるいはSARSに感染している人々を発見するために効果的であることを証明していないとしています。
彼は、およそ12万ドルのこの熱スキャナーが、財政難の政府にとってはあまりにも高価なものであると付け加えました。
同氏はまた、もしそれらが空港、ホテル、他の類似した観光事業関連においてと同じように混雑した場所で公表されるなら、熱スキャナーは人々を怖がらせ、不都合を招くかもしれないことを指摘しました。
公衆衛生部長は、世界保健機構とアトランタ州に拠点を置く合衆国疾病管理センターによって提唱された政策、H1N1ウイルスと戦うためにどのように自身保護を行うかについてを大衆に知らせることが最も良い方法であると言いました。
