予算通過せねば「政府機能が停止」 北マリアナ諸島で前代未聞の騒動

COCOさんからコメントを頂きました。
日本のニュースサイト「J-CAST」にマリアナ政府機関停止の記事が載っているそうです。
せっかくですから記事コピーを掲載します。
コピーライトの関係があるのですぐに削除されると思いますのでアドレスもつけておきます。→ → http://www.j-cast.com/2010/09/30077137.html

サイパン島などを管轄する米自治領の北マリアナ諸島の政府が、機能停止の危機に直面している。そのきっかけは、財政問題。経費削減の方法が主な争点で、新年度予算案の成立が危ぶまれており、このまま合意が得られなければ、10月からの新年度予算の執行が事実上できなくなり、急を要さない行政サービスが停止する前代未聞の事態だ。これまでの財政赤字を先送りしてきた結果としてもたらされた事態で、日本にとっても必ずしも他人ごとではないかも知れない。

上院と下院で経費削減めぐり対立

    北マリアナ諸島では、これまで赤字財政が続いており、年度内に次の年度の予算が通らなかった場合でも、前年度の予算を持ち越す形で処理されてきた。ところが近年の憲法改正で、赤字公債に依存しない「均衡予算」が議会を通過しない限り、予算執行を伴う政府機能が停止(shutdown)してしまう規定になった。この変更が、大きな混乱をもたらしそうだ。

    北マリアナ諸島の政府では、新しい会計年度が始まるのは101日。つまり、それまでに新年度(11年度)の予算案を通過させる必要があるのだが、上院と下院との間で、経費削減の方法に合意できない状況が続いている。具体的には、公務員の勤務時間をどの程度短縮するかについて対立。927日に行われた予算委員会では、途中退席が相次いだ。

    停止の対象になるのは、比較的不要不急だとされる行政サービスで、ビニグノ・フィティアル知事は927日、停止の対象から除外される施設の一覧を発表した。大学や医療サービスは停止の対象にならないが、必要最小限の機能しか果たさなくなる。さらに、1400人以上の公務員に給料が支払われなくなる。

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予算通過せねば「政府機能が停止」 北マリアナ諸島で前代未聞の騒動” に対して3件のコメントがあります。

  1. 管理人 より:

    根本的な問題は「結論を出さない」というか「出せない」この島の体質にあるように思います。
    誰も責任を取るのが嫌だから、きちんとした決断を下せないんですよね。もう少しまともな政治家の登場を待つしかないのでしょうか?
    政府職員の首を切ったり、労働時間を削減したりという決断をした議員は次の選挙で落選すると思ってるから皆弱腰なんですよね。
    「首が飛ぶって時に手足の心配している」ような雰囲気ですね。
    ちなみに今日、フードスタンプ受給者のなが~い列が出来てましたが、庶民にとってみれば、なんにせよ最悪の状態ってことです。

  2. 104 より:

    困った物ですね・・・昨日レイバーも閉まっておりましたし衛生局、観光局も閉まっておりました。
    どうなっていくのでしょう?
    商工会会長とも話をしましたが政府の人間がビジネスマンにならなくてはだめだと言っておりました。
    まさにその通りではないでしょうかね・・・

  3. 管理人 より:

    ホントですね。
    人件費が7割を超えている事業が成り立っていること自体が不思議ですよね。こんな状態で増収計画とか、増税計画とか話し合っていることも不思議ですね(笑)税金を払っている外国人には「タマラン」です、ホント。でもねー、公務員を集団解雇するということは、即、その人達が民間事業になだれ込むということですから、現地雇用率20%の圧力が更に厳しくなるということで、政府経費の7割以上を占めている有能な人材(笑)を我々は高給でお迎えしなくてはならないってことですよね。。。。あーあ・・・。

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