カブレラ氏「カジノは金ではなく苦難をもたらす」

CNMIの反ギャンブルを主導している提唱者の1人は、もう一度提案者に尋ねています。「カジノがコモンウェルスに金を生み出すであろうと思わせているのは何ですか?」


前回事業家のロレンゾ・LGカブレラ氏がサイパン・カジノ提案に反対を示したのは上院と下院が話し合っていた昨年暮れでした。


 


昨日のインタビューで、カブレラ氏はサイパン・カジノ提案はすでに廃案となったと思っていたと述べました。


しかしながら、今、この論争を呼ぶ法案は政権と上院数名によって支持されているように見受けられます。カブレラ氏は「この提案は人々の知らない何かを知っているのですか?」


賭博に反対するチャランカノアの特別委員会の主教管区の会長のカブレラ氏は、地元の提案者が交渉している島外の人々は本当にお金を持っている人々の単なる交渉人たちである、と言っています。


カブレラ氏によれば、これらの「交渉人たち」は本当の投資家にサイパンがカジノの可能性のある場所であると信じることを望むのと同時に、財政難のCNMI政府にカジノに興味を持った「大口投資家」があると言っているとしています。


カブレラ氏は、本当のカジノ投資家がサイパンに足を踏み入れるかどうか疑わしいと述べました。


同氏は、提案者らがカジノ・ギャンブラーたちがサイパンに来ると仮定しているが、賭博にはより良い場所があると思うと指摘しました。「マカオ、シンガポール、フィリピン、それらはいくつもの他のアトラクションがある」


カブレラ氏は、サイパンのカジノが投資家あるいは政府自身に金を生み出すいかなる表示も見えないと述べています。


テニアンはテニアン・ダイナスティ・ホテル&カジノで「幸運だった」と同氏は述べ、なぜならば当時、香港が中国に継承されることで前英国領からの投資家が別の場所を探していたとしています。


本当の投資家はサイパンの減少する人口とインフラ不足について学ぶであろうし、事業家がここでビジネスを行なうことに関心があるかどうかカブレラ氏は疑っています。


同氏は、共にカジノを持つテニアンとロタが金融の穴を掘り下げただけで、未だに中央政府の援助に依存していることを指摘しました。


中央政府は一般資金(予算)に一度も貢献したことのないテニアンとロタのカジノに、多額な資金を注入しているとカブレラ氏は言っています。


同氏は、CNMIは資金損失している活動に公的資金を浪費するのを止めるべきであると言っています。


サイパンの有権者がこの厳しい経済期の今、カジノを支持するかもしれないのでは、との問いに「そうなって欲しくない」とカブレラ氏は述べました。


彼はサイパンが1979年と2007年にカジノ提案を拒絶したとき「彼らが今そうするように、人々が金を必要としていた」ことを呼び起こしました。


カジノと他のギャンブルの活動は存在する最も高価な、そして非倫理的な産業です、とカブレラ氏は言いました。

「それは人々に金ではなく苦難をもたらせる」と同氏は付け加えました。

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