フィッティエル知事「ホテル、ゴルフ場に土地所有をさせよう」

ベニグノ・R・フィッティエル知事は、数名の立法議員が「大胆であって」熟慮を必要とすると言ったこのような動きと提案を投票者が承認した後、180日以内に、既存のホテルとゴルフ・コースに、彼らがCNMI政府から現在リースしている公共の土地をシンプルな料金を通じて獲得することを可能にするよう提案しています。

このイニシアチブ（住民投票）は、例えば、ハイアット・リージェンシー・サイパン、コーラルオーシャンポイントリゾート＆ゴルフコース、ラオラオベイ・ゴルフリゾート、ロタ・リゾート・ゴルフ・コース、パシフィック・アイランド・クラブ・サイパン、マリアナ・カントリー・クラブ＆ゴルフ・コース、その他ホテルとゴルフコースに、彼らがシンプル料金リースしている土地獲得を許すでしょう。

この提案に立法議員が反対しなかったのと同時に、数名は11月6日の選挙で投票者にそれを手渡す前に、立法議会はNMI憲法の第11条を改正するためのイニシアチブを本当に熟慮しなければならないと言いました。

フィッテェル知事は昨日23人の立法議員らと、ススペのサイパン・ワールド・リゾートで、少なくとも435ドル、1人15ドルの経費が知事によって支払われたランチョン・ミーティングを共にしました。

「これは一度限りのもの（プログラム）です。私のアイデアは（有権者の批准の後）180日以内にシンプル料金もしくは獲得することを既存の貸借人に認めることです。この私の提案によって、我々は現金を実現できます。我々は、既存のホテルやゴルフ場に（買収される）リースされている全ての土地での、大金の話をしているのです」とフィッティエル氏はミーティング後の記者会見で述べました。

しかしながら知事は、有権者にこのような議案提出権を提示することを望むかどうかは、立法議会次第になるであろうと述べました。

8つの下院と上院の合同委員会が昨日、ローカル経済を成長させる8つのカギとなる問題を調べるために編成され、これらの委員会のひとつはこのシンプル料金と呼ばれるイニシアチブに関して焦点を絞り込むでしょう。

上院議長のポール・マングローニャ氏は、知事の提案が12月に上院を通過した彼のイニシアチブの形式を拡張することが出来ると述べました。

マングローニャ氏のイニシアチブはパブリック･ランド・ゴルフ場の譲渡と経営上の決定を資金難のNMIリタイヤメント・ファンド（退職基金）に移します。

それは、5千万ドルで、あるいは、どちらもより大きな、証明された2つの独立した査定によって決定された額で、55年までしかないものを99年まで、これらのパブリック･ランド・ゴルフ場にリースすることをこのファンド（基金）に許すものです。

上院議長は知事の提案に関する一般公聴会を持つことを彼は支持すると述べました。

一般大衆がその前にこの問題について知識を得ていれば、更に良いでしょう、と同氏は付け加えました。

下院院内総務ジョージ Camacho氏は、知事の提案が彼と他の人たちがすぐに経済を引き上げるであろうと言う「大胆な手段」であると言いました。

「それは確かに新しい考え方です。それは大部分にとって受け入れられないかもしれませんが、この意図は素早く経済を促進する新しい資金、収入を満たすことです、」とCamacho氏はサイパントリビューンに語りました。

ラルフ・トレス上院議員は、この点で、それは、知事の提案に反対するか、支持するかについてではなく、「その長所、その影響を調査することについて」である、と述べました。

「彼らはこの提案をまだ本当に調査していないため、誰も何も反対していない」と同氏は言いました。

トレス氏は、ランチョン・ミーティングが、現在観光産業にしか頼っていない経済をどのように救うかについてのアイデアを共有するチャンスを、立法議員と知事に再び与えた、と述べました。

「我々は皆が共に働かねばならない。このようなミーティングを持つことは素晴らしいが、より重要なことは話し合ったことについて徹底的に、そして実際に取り組むことです」と同氏は述べています。

知事の提案はサイパン、テニアン、ロタの公共の土地のリースをカバーします。

ミーティングに出なかったフロイラン・テノリオ下院議員と他の立法議員は、経済の中に数億ドルと注入するためにサイパンのカジノ・オペレーションの合法化を推進し続けています。

CNMI政府は、日本航空の撤退、縫製産業の崩壊、アジア経済危機のため、2億4千7万ドルで1997年の予算ピーク以後、急激な収入減となっています。2012年会計年度で、政府予算はわずか1億200万ドルに落ち込み、2013ねんも同じレベルを維持するでしょう。

 

出席と欠席

上院と下院のメンバー29人の、23人だけがこの指導者会議に出席しました。

フィッテェル氏に同伴したのはエドワード・バッキンガム司法局長、ラリッサ・ラーソン財務局長、エスター・フレミング特別行政顧問、エンジェル・デマパン広報官と知事のエスコート・ポリスでした。

イロイ・S.イノス副知事は会議にいませんでした。広報官はイノス氏は医療の理由でグアムにいると述べました。

上院議会の9人の上院議員の2人、ルイス・クリソストモ氏とヘンリー・サンニコラス氏が会議に来ませんでした。

下院議員20人の4人、フロイラン・テノリオ氏、フレッド・デレオン・ゲレロ氏、シルベスター・イギエル氏、エドモンド・ビラゴメズ氏も出席しませんでした。レイ・ユマル氏は遅れて来ました。

知事は、「サイパンで繁栄するカジノ産業」の設立を含め、彼の経済的アイデアを立法議員たちと共有する為に合同会議を呼びかけました。

この会議は、少なくともひとつの収入を生成する法律、その規則が実際の実施のために未だ完成されていない観光産業奨励プログラムを作り出した、それらの多くを公表した完全な指導者会議から1年少々で起きました。