増収、コスト削減のための100以上の法案が無視される

上院と下院の委員会で収入を生み出し経費を削減することを目的としたイニシアチブと100以上の法案は、第17回立法議会によって法制定されることも却下されることもなく忘れられています。それはサイパンのカジノ賭博合法化とその他の法案について討論する時間により費やされているように見えます。


たとえば、5千ドル以下相当のラップトップ、デスクトップ・コンピュータの物品税免除を撤廃する、下院フロアリーダーのジョージ・カマチョ氏の収入を生み出す下院法案17-73は、上院改正が行われた後、数人の主導メンバーとの議論を行わない下院議会で忘れられています。


新人議員のカマチョ氏は、CNMIは住民の間で基本的な消費製品となっている低コストのラップトップ、デスクトップ・コンピュータからの税金を見逃していると述べています。


多数のこれらのラップトップ、デスクトップ・コンピュータの価格は千ドル以下です、と同氏は述べました。


しかしながら、上院が観光客をCNMIのギャンブルに向かわせることを助長するため、認可を受けたカジノでの賞金獲得者に課税される30パーセントのゲーム機械ジャックポット税から観光客を免除する条項を含めるためにこの法案を改正したとき以来、この法案は動いていません。


20101月から、立法議案提出権と一緒に420件以上の上下院法案が事前提出、導入されています。


上院でそれらの2つが却下された、サイパンのカジノ賭博合法化を求める下院の一握りの法案を含めて、それらの100件以上が収入を生み出す、あるいは経費削減を求めています。


フィッティエル知事はサイパンのカジノが病んでいる経済に新たな現金を注入するであろうと述べ、サイパンのため下院カジノ法案を最近葬ったロタとテニアンの上院議員に失望したと表明しました。


しかしマングローニャ上院議長は、カジノの他に机上の提案が他に99件あると繰り返しました。


ファンド(年金基金)を助ける同氏のイニシアチブは別として、上院議長は、緊縮期間中の労働時間と給料の削減に知事、副知事、判事、裁判官を含めることを求める3件のイニシアチブも提出しました。


下院はこれらの上院イニシアチブのいずれにおいても行動を起していません。


 


 


17回立法議会の終了までわずか約10ヶ月を残して、この3年の任期においてこれまで法律になった収入生成法案はひとつだけで、それはCNMIへの観光客をもたらトラベル・エージェントに誘因を与え、税関の執行と検疫法で生じた経費回復と観光客の目的地としてCNMIを売るために用いられる、米国以外からの乗客に対して新たに15ドルの費用を課すものです。


しかしながら、それがパブリック法17-58制定署名されてから4ヶ月で実施されるその規則が完了されていないため、CNMIは未だこの法律からの利益を得ていません。


進行中の知事と上院指導体制との間の口論は他の法案を通過させることを困難にさせることが予想されます。


レイ・バサ下院議員は、彼の外国法人税法案がもうひとつの主な収入生成法となるはずだが、知事はそれが(CNMIと米国の)盟約に違反する懸念のために拒否権を発動しました。


「私はオリジナル法案を跳ね返している知事の懸念を考慮に入れた類似の法案を提出しています」とバサ氏はサイパントリビューンに彼の事前提出したH.B. 17-288を伝えました。


エドモンド・ビラゴメズ氏は保留中あるいは上院で却下された6件の法案が日の目を見ることを望んでいます。


これらにはアルコール飲料を消費する未成年者への罰則を強固にして、未成年者にアルコールを販売する事業者あるいは人物への罰金をより厳しくすることを求める法案が含まれています。


彼の法案の上院版は、同氏によれば、執行することを困難にさせているとしています。下院は1121日に審議委員会のための彼らのメンバーを選出しましたが、上院は未だ彼らの審議者を指名していません。


これもマングローニャ氏による、もうひとつの上院イニシアチブは公的資金を節約するために上級裁判所判事の数を削減することを求めていますが、これは未だ下院を通過していません。


下院議長のエリ・カブレラ氏はビジネス・ライセンス料金を値上げする法案を提出しましたが、それ以来忘れられています。


スタンレー・トレス下院議員は、同氏のレクリエーションと医療のためのマリファナ合法化法案を再度提出するであろうと述べ、これはまた収入生成法案でもあると付け加えました。

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