サイパンへの不敬を止め、家に帰りなさい

サイパンからの知事の被指名者の確認を再び阻止することに対して、上院院内総務ピート・P・レジス氏は彼のロタとテニアンの同僚を非難しました。


同氏は「サイパンの人々に敬意を示していない」彼の同僚に対する尊敬を失い始めたと言って、島の人々とサイパン立法議員に対する敵意を生み出しているテニアンとロタの上院議員を非難しました。


ロタとテニアンの上院議員によって支配されている上院議会は昨日、CPUCコモンウェルス・パブリック・ユーティリティ・コミッション(公益事業委員会)へのヴィオラ・アレプヨ氏の再指名を却下しました。


彼女はその委員会の唯一のメンバーです。


もうひとり却下されたのはマリアナス・パブリック・ランド・トラスト(公地信託)へのグレゴリア・フィッティエル・オマー氏の再指名でした。彼女は知事の姉妹です。


レジス氏は、リタイヤメント・ファンドの管財人理事へのシクスト・K.イギソマー商務局長の再指名確認を一時中止する彼の同僚の決定に強く反発し、この指名に関する報告を作り損ねたフランク・Q.クルズ上院議員を叱りました。


しかし、行政指名と政府調査に関する上院委員会の議長、クルズ議員(共和党テニアン)は、サイパンとその指導者達に何も反対することはないと述べました。


同氏は、彼の委員会の提言が被指名者の能力と、彼らを巻きこんだいくつかの論争中の問題について「根拠のある事実」に基づいたものであった、と述べました。


フィッティエル知事は以前、サイパン・カジノ法案を却下したことでロタとテニアンの上院議員を「愚か者」と呼び、「彼らが行ったことで彼らは苦しむことになる」ことを誓って言いました。


ジョヴィータ・M.タイマナオ上院議員(無所属ロタ)は、レジス氏に「不敬であるとテニアンとロタの上院を決め付けないで下さい」と伝えました。


クルズ氏は、リタヤメント・ファンドにその時間の殆どを捧げているため、商務局長としての仕事を十分に行っていないと主張したイギソマー氏について、彼らが多数の問題を持っていると述べています。


レジス氏は、ファンド理事会が緊急の問題を解決することに向かって進むために、定足数の必要が差し迫っていることを指摘しました。


レジス氏は5分の休憩をおいて、クルズ氏の委員会にイギソマー氏の指名に関する報告を持ちこむよう要求しました。


この動議は投票42で承認されました。クルズ氏とポール・A.マングローニャ上院議長(無所属ロタ)は反対票を投じ、タイマナオ議員は棄権しました。


レジス氏の他に、ラルフDLGトレス上院議員(共和党サイパン)とヘンリー・H.サンニコラス上院議員(コビナント党サイパン)が賛成票を投じました。


ジュード・ホフシュナイダー上院副議長(共和党テニアン)は議会に間に合いませんでした。ルイス・P.クリソストモ上院議員(無所属サイパン)とファン・M.アジュジュ上院議員(無所属ロタ)は欠席でした。


休憩の後、クルズ氏は委員会の報告に関する行動を一時停止する動議を出しました。テニアンとロタの上院議員が賛成し、レジス氏とトレス氏は反対票を投じました。


この審議はレジス氏がアレプヨ氏の再指名に関する委員会報告採用を院内に留めることで先に進みました。


委員会の提言は彼女の指名を却下することでした。


この点ですでに議会に居たホフシュナイダー議員は、却下に反対票を投じているレジス氏とトレス氏に加わりました。


しかし、マングローニャ氏、クルズ氏、タイマナオ氏とサンニコラス氏は、アレプヨ氏の再指名が却下されたこと意味するこの報告に賛成票を投じました。


投票42で、上院議会はオマー・フィッティル氏の再指名を却下する報告も採用しました。彼女の再指名を賛成したのはレジス氏とトレス氏だけでした。


上院が満場一致で確定した唯一の指名はリタイヤメント・ファンド管財人理事で更に4年の任期を務めることになるアデリナ・ロベルト氏でした。


レジス氏はアレプヨ氏とオマー・フィッティエル氏の却下を「あまりに不敬」と表現しました。


彼の同僚を指しながら、同氏は「CPUCにとってアレプヨ氏のような人を持つことがいかに重要であるかを、私の同僚の上院議員と理解し合うことに関して、私はあまりに落胆しています」と述べました。


同氏はテニアンとロタの上院議員たちに、CUCコモンウェルス・ユーティリティ株式会社への彼らの島の負債がサイパン消費者への更なる負担となることを再認識させました。


レジス氏はテニアンとロタの上院議員たちに「サイパンの人々の苦境にもう少し敏感になって下さい」と訴えました。


更に同氏は「なにも感受性が無いように思えます。そしてそれは、上院だけでなく下院とCNMIの人々を分けるでしょう」と付け加えました。


レジス氏は過去に、彼の心は同じくそれらの島々の人々に向かっているため、テニアンとロタを支援するために立ち上がった、述べました。


しかし、同氏は、ロタとテニアンの彼の同僚の最近の行動は「サイパンとその人々を苦しまそう」と言っているように思える、と述べました。


同氏は、知事がテニアンとロタの上院議員たちを「愚か者」と呼んだことで、サイパンの人々に罰を与えるべきではないと述べました。


彼の同僚の復讐心からサイパンの人々を救うために、レジス氏はテニアンとロタの上院議員に知事の発言を謝りました

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