日本の事業体が津波の倒壊物残骸に島の北側の一部リースを望む
フロイラン・テノリオ下院議員は昨日、日本の2011年3月の津波からの数トンの残骸を廃棄・リサイクルする場所としてサイパンの北部の島の一部をリースすることを民間の日本人企業が申し出ていると述べました。
テノリオ氏は、その回復において日本を助け、CNMIに数百万ドルの新鮮な収入を意味するこの提案を協議するため、この事業体の役員らが来週フィッティエル知事に会いにサイパンに来るであろうと述べました。
「もし回答が良好であれば、島のひとつにチャーター機を飛ばしてそれを調べる計画があります。もし取引がうまくいけば、そのとき、我々はリース契約に署名するであろう」とテノリオ氏は昨日午後の知事とのミーティングの後のインタビューで述べました。
元知事で、元下院議長のテノリオ氏は、日本からの津波による廃棄物、「非毒性」「非放射性」物質をノーザンアイランドの一つに船で輸送することを計画していることを指摘しました。
「日本政府はこれらが正常であることを保証するでしょう。私は現地政府で我々が問題を抱えるとは思いません。しかし、どこに連邦政府が関わってくるか?」と同氏は尋ねました。
テノリオ氏は彼の見解の中で、島にある火山灰のために反対されるであろうが、このような計画に最も適合する島はパガンであろうと述べました。ポゾランは水硬性セメントを生産するために用いられる火山灰です。
パガン島の外にポソランを運び出すコストが掛かり過ぎるため、それらを輸送してそれらを販売する会社を問い合わせる可能性を示しながら、「我々は契約を結ぶかもしれません」とテノリオ氏は述べました。
テノリオ氏によれば、この海上輸送はノーザンアイランドに向かう廃材を積載するであろうが、島から戻るときは空になるので、パガンからポゾランを運び出すこともそれらには意味を成し、CNMIはこれから追加の収入を得られるであろうとしています。
「リース額は彼らがどのくらいの期間リーするか、彼らが必要とする島の規模によるであろう」と同氏は述べ、年間1千万ドルと別に1億ドルでリースするこれらの申し出があったと付け加えました。
昨年10月、フィッティエル知事は中国の北京で400人近くの経済フォーラムでCNMIのいくつかの島を軍事目的以外にリースするであろうと語り、それでコモンウェルスはその経済を改善し雇用機会を提供できるとしました。
フィッティエル氏は未開発で無人のノーザンアイランドの莫大な公有地の有効性を指摘していました。
ノーザンアイランドはFarallon de Medinilla、 Anatahan、 Sarigan、 Guiguan、 Alamagan、 Pagan、 Agrihan、 Asuncion、 Maug、Farallon de Pajaros、Uracasなどからなっています。