サイパン･エアーは日本マーケットを強調する、タン氏

 

CNMIの最初の国営航空会社となるように設定されたサイパン航空の立ち上げは、島の観光市場で最大のシェアを持ち続ける日本人観光マーケットにサービスを提供するためCNMIのゆるぎない約束を改めて強調するであろう、とタン・ホールディングスの社長、ジェリー・タン氏は述べました。

タン氏は、コモンウェルスと日本の間の関係を歴史に遡り、長年にわたって深く根付いてきていることを強調し、その結果として観光分野での貴重なパートナーとなっていることを強調しました。

「国際的に、日本は世界の旅行・観光経済で第三番目であるので、その福利はその地域に、そしてまた残りの世界に大変重要です」とタン氏は付け足しました。

マリアナ観光局MVAのペリー・テノリオ局長は、日本市場がCNMIの観光客のおよそ半分を占めていると述べました。

タン氏によれば、2005年に北マリアナから日本航空が撤退したことで、島の日本人来島者はそのとき以来下降し続け、相当に痛手をこうむっています。

「我々は2005年以来日本人観光客の65パーセントを失っており、サイパン・エアーは以前のレベルまでそれらを取り戻すことを望んでいます。そして、我々はそれを超えて成長し続けることができるよう希望を抱いています」とタン氏はサイパントリビューンに語りました。

サイパン･エアーは7月1日にその就航開始が予定されています。

サイパン・エアーは最初に日本の成田へのデイリー便と中国の北京に週4便を提供するでしょう。8月1日までに、同航空会社は大阪へのデイリー便とシェンヤンへの週3便を申し出ています。

サイパン・エアーは歴史的な価値と島の景観を観光客により楽しんでもらい、それに応じて地域経済を向上させ、CNMIの主要産業を好転させることを補う、同社の究極の目標を完遂することについて重要となる日本人ツアー・コーディネーター、トラベルエージェントと緊密に働いています、とタン氏。

「我々の第二の目標は、更に都市を加えることで日本全体の市場の可能性を拡大することです」とタン氏は述べ、サイパン･エアーが札幌への季節就航を含む名古屋と福岡にそのフライトを拡張することを検討していると付け加えました。

タン氏は、サイパン・エアーのパートナーと一般大衆の共同体にこの新航空会社への支援を促しました。「サイパン・エアーの成功はCNMIの成功です」と同氏は付け加えて言いました。