ファンドが非常事態体制下に

 

年金機関の機能、権限は財務局に移動。

フィッティエル知事は昨日、財務問題に陥ったNMIリタイヤメント・ファンドに対し非常事態を宣言し、年金機関の信託者理事と監督官の権限を停止し、この行政権限を財務局のLarrisa Larson局長に移行しました。

フィッティエル氏によれば、知事の行政命令は連邦破産法廷が申請しているファンドのチャプター11破産申請を棄却しているその審査において即刻施行となるであろうとしています。

ファンド緊急宣言は30日の効力を維持し、終了するか更に30日を延長できます

フィッティエル氏の行政命令はファンドの法令権限、権限、業務、機能と責任を財務局に移し、再編成します。

知事はファンドに退職者への必要なサービスを提供し続けることが出来るようにする意図を明確にさせました。

「この宣言と行政再編成は、我々のシニア世代、事業社、そして他のCNMI住民と効率的行政の更なる利益と同じく観光客、そして政府の有効性の健康と安全を守るために必要なものです」とフィッティエル知事は5ページからなる行政命令2012-06で述べました。

NMIリタイヤメント･ファンドはチャプター11破産を申請する米国で最初の公的年金機関です。

それはまた、今、知事、あるいは最近の機関における知事の指名者の管理下のCNMIで第三の機関でもあります。

フィッティエル知事はコモンウェルス・ヘルスセンター社CHC、コモンウェルス・ユーティリティ株式会社CUCの非常事態も宣言しました。

フィッティエル氏のファンドの仮差し押さえへの対応は迅速でした。立法議員は、2年以上支払いができるようにファンドへの更なる資金注入に関わるすべての当事者と議会と共に働くよう政権に求めました。

 

「行政命令と移行は運営問題を処理します。このより大きな問題はあと2年を維持し、行政命令の有無とソーシャルセキュリティ（社会保障）交渉で起こるであろうことに関係なく、現職の退職者への年金手当てはありません」とポール・マングローニャ上院議長はサイパントリビューンに語りました。

フィッティエル知事は、CNMIの災害緊急事態体制は「退職基金の障害によって引き起こされる」CNMIの経済と社会の健康への混乱の差し迫った脅威のために存在する、と述べました。