サイパン・エアー就航便保留

 

サイパン航空株式会社はその待望の7月1日就航初フライトをキャンセルしました。また、その打ち上げはさらなる通知があるまで無期限に延期されました。

「完全にその管理を超えた事情により、サイパン･エアーは残念ながら日本と中国への定期航空サービスの操業を無期限に延期せざるをえませんでした。この決定は、投資の数百万ドルと、数ヶ月の準備の後のものです」とサイパン・エアーの顧問弁護士スティーブンP.ピクスリー氏は述べています。

同氏は、CNMIの最初の旗艦航空機として提供されるはずであったスウィフト航空社がサイパン航空との契約を不履行したこと、そしてまた、結果的に法的措置をとるであろうことを明らかにしました。同氏は詳細を述べませんでした。

ピクスリー氏は発生状況と問題を説明し、それが判明次第サイパン航空はさらなる情報を提供するでしょう。

同航空会社は当初、成田へのデイリー便と北京への週4便を計画しました。8月1日までに、同社は大阪へのデイリー便と中国のシェンヤンへの週3便を計画していました。

サイパン・エアーのその就航延期はCNMIの多方面に驚きをもたらしました。

エンジェル・デマパン広報官は、この出来事を取り巻く詳細の多くがフィッティエル政権に伝えられていないことを認めました。

それにもかかわらず、同氏は「政権は長いこと待ち望み多くが期待されたサイパン航空の就航が停止されたことを悲しんでいます」と述べました。

「政権はこの突然の決定に至る詳細を更に確実に知りたいと思います。サイパン・エアーは私たちの訪問者の到着を増やすため、また、我々の人々の雇用機会を創出する主要な機会として機能するはずであった」と同氏はサイパン·トリビューンに語りました。

マリアナ観光局のペリー・テノリオ局長はこの延期で心を痛め、昨夜の時点でサイパン・エアーの決定についての完全な情報を持っていないことも認めています。

サイパントリビューンは、航空業務事業者の証明を確実にする米国の冗長な手続きを避けるのと同時にサイパン・エアーのリスクを軽減しながら、サイパン・エアーの業務は当初スィフト航空社によるチャーターとして運航されるはずであったことを突き止めました。

スイフト航空社のウェブサイトによれば、乗客用に提供している2機の航空機で1986年に創設された民間の航空会社でした。