パラダイス・ホテルに対するCNMI労働局の判断

労働局は雇用における優先権を米国市民と定住者に与えなかったとする証拠が不十分であるとしてパラダイス・ホテルに有利は判定をしました。

しかしながら、ジェリー・コーディ聴聞官は、パラダイス・ホテルがコマーシャル・クリーナーの職に関して求人発表またはJVAを掲示することをしなかったと述べました。

コーディ氏は、雇い主に労働規約に従って、同部門のウェブサイトにすべての将来の求人を掲示するよう警告しました。

パラダイス・ホテルを経営するMagisland LLCは、部門のウェブサイトに求人広告を掲示しなかったことで、また、米国民と定住者に雇用優先権を与えなかったこと、あるいは、米国民と定住者を雇う誠実な努力を行わなかったことで、同部門による違反及び非応諾を指摘されました。

雇い主は2014年7月にパラダイス・ホテルの経営を引き継ぎ、2015年1月29日に再開しました。

その同じ月、DOL労働局の執行部はパラダイス・ホテルの現地査察を行って、雇い主が米国市民7人と労働許可書を持っていた3人及びCW-1労働ステータスを持った一人の常勤労働者11人を雇用したことを示している合計労働者数を含めて、雇用主が作成した特定の文書を要請しました。

雇い主はまた、3人のパートタイムの従業員：1人の米国民、EADを持つ1人とCW-1ステータス1名も雇用していました。

執行部は、雇い主がDOLのウェブサイトに登録された雇い主として掲示されていなかったことを見つけた後、パラダイス・ホテルを提訴しました。

雇い主は、さらに、メンテナンス、受付係、ウェイトレス、キッチン・ヘルパー、家事と商用クリーナーの職に定住者及び米国市民を雇用する誠実な努力を示すことをしなかったこと、そして資格のある米国ステータス及び米国市民に優先権を与えなかったとして訴えられました。

3月12日の聴問会において、この会社ゼネラルマネージャーは、彼らがウェブサイトにJVAを掲示することを雇い主に要求しているDOLの規則を知らなかったと証言しました。

コーディ氏は、ホテルの現在の経営陣が新しくサイパンに来て、DOL規則がCW-1労働者を雇う前にDOLのウェブサイトに求人広告を掲示することを雇い主に要求したことを知らなかったことを指摘しました。