連邦判事がNMIの第一審裁判所にEランドに対する訴訟を差し戻す

NMI地方裁判所主席判事、ラモナ・Ｖ・Manglona 裁判官は、ヴィンセント・ D.L.G. トレス弁護士のEランド・ワールド社、Suwaso 株式会社、ミクロネシアン・リゾート社及びコーラル・オーシャン・ポイント・ゴルフ・リゾート・オペレーション部長デニスSeo氏に対する訴訟において残っている同氏の訴えをCNMI 高等裁判所に差し戻す要請に応じました。

Eランドはコーラル・オーシャン・ポイント・ゴルフ・リゾートの過半数所有株主です。

トレス氏の残っている訴えは経理、詐欺隠匿と企業機会の侵害、及び信任義務の違反に対するものです。

Manglona 裁判官はまた、トレス氏の詐欺の不当陳述訴訟の第一の訴因について調停を強制するEランドおよびその他の動議請求も認めました。

裁判官は同時に彼女がこの訴えを却下し、あらゆる調停をも実施する司法権を維持すると伝えました。

裁判官によれば、被告は契約合意がトレス氏の最初の訴訟原因について「おそらく結果に影響を与える」はずであることを確定しました。

それが日本の市民とCNMI法人（ミクロネシアン・リゾート社）を通して代行する韓国の法人（Eランド）の間で実行された商取引（Suwasos株式の売買契約）を伴うため、この契約合意は外国調停認定の認識と施行に関する協定の下にある、とManglona裁判官は伝えました。

2015年10月19日、トレス氏は、被告が、トレス氏の言う、Suwaso 株式会社の小口株主として彼の損害に再び嘘をついた、彼らの合意に関連した交渉においてコーラル・オーシャン・ポイントに対する被告の計画に関して彼にいくつかの詐欺の説明をしたと主張する訴訟を起こしました。

2012年、トレス氏の共同経営者、Yusuke Fumoto氏は、トレス氏が15パーセントの所有権を持っている、Suwaso株の少数株主として留まることで、Suwasoの Fumoto氏 の所有権の85パーセントをマリアナス・リゾート社に売却することに同意しました。

トレス氏は、彼がSuwasoの帳簿と記録を調査する再三の要請をしたが、Suwaso はそれを怠り、彼が調査する権利を与えられていたすべての記録への完全なアクセスを提供することを拒否したと話しました。

トレス氏は、Suwasoが少数株主である彼に、会社に対して準備されたSuwasoの年度会計報告書を供する義務を負っていたと言いました。

木曜日の命令でManglona 裁判官は、トレス氏の残っている4つの主張について訴訟を停止する、あるいは、代わりに、却下する請求、及び、調停を強制する被告の請求を却下しました。

法廷命令によれば、被告は、州法訴訟に判決を下すのに州裁判所がより適していると付け加えながら、地方裁判所が州法廷より公正な法廷を提供するものであるということを示していないとしました。