インペリアル・パシフィックが延長を求める

インペリアル・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス（Imperial Pacific International Holdings Ltd）の取締役会は、カジノ・リゾート・プロジェクトであるインペリアル・パレス・サイパンの完成期限の延長を要求するつもりであることを発表しました。

取締役会は、インペリアル・パシフィックの管理管轄外の多くの問題により、8月31日までにこのプロジェクトを完了することが不可能になった子等を、香港証券取引所に伝えました。

これらの問題には、IPIの当初の請負業者との契約の解約、その後の労働の大幅な削減などがあります。

IPIは新たな完了年月日については話していませんが、「カジノ・ライセンス契約に基づいて規定されたプロセスに従って、完成締め切り日の延長を、CNMI当局に出される申請書を準備する段階にある」と述べています。

香港証券取引所に提出されたIPIの財務報告はまた、2017年のカジノ投資家の利益の大幅な低下も示しました。

IPIによると、2017年の税引前利益は1億1,106万ドルで、2016年の税引前利益よりも2880万ドル少ないとしています。

利益の減少は、「売掛債権の減損損失の増加」ならびに2017年に発生した営業費用および管理費」に起因するものでした。

2017年の総売上高は16億7000万ドルで、主にVIPゲーム事業の「急成長」に起因するとIPIは話しています。

しかし、2017年12月31日現在の総負債は、「借入金、関連当事者からの借入金、転換社債および紙幣、無担保社債および紙幣、およびその他の未配分債務」を表す15億ドルでした。

2016年のIPIの負債は合計860.434百万ドルでした。

その報告書の中で、IPIは最低8つの営業費用項目を特定し、それには税金を支払う必要があります。これには、事業総売上税、前払土地賃貸料の償却、カジノライセンス料、および従業員給付合計82.1百万ドルが含まれています。

IPIは、ガラパン・カジノ・リゾートの設計と建設に307百万ドルが投資され、2017年12月31日現在で総投資額が6億5,000万ドルに達したと述べています。