負傷した労働者7人が建設会社からの補償を要求

中国の建設労働者7人が雇用中に受けた傷害について、サイパン・カジノ建設の下請け業者の1つであるGold Mantis Construction Decoration(CNMI)LLCから補償を求めています。

これら労働者は手足に重傷を負い、身体の一部を切断した人もいます。

バーライン・アソシエイツ法律事務所を通じて、Tianming Wang氏、Dong Han氏、Yongjun Meng氏、Liangcai Sun氏、Youli Wang氏、Qingchun Xu氏、Duxin Yang氏がGold Mantisに対して、過失及び感情的苦痛を意図的に与えているとして訴えています。

彼らは、裁判で証明される金額の一般的、特別かつ懲罰的な損害賠償を裁定するようNMI地方裁判所に求めています。労働者らは陪審審理を要求しています。

原告らは、サイパンの高額賃金での建設雇用の約束に基づいて、大きな手数料を支払ったと述べています。彼らはゴールド・マンティス社が最低賃金以下で非常に危険な条件下での長時間労働を強要したと訴えています。

彼らの弁護士、Bruce Berline氏は、「建設現場は全国平均を超える傷害発生率を有していた」と述べました。

同氏はさらに、「安全性への明白な違反が見られ、従業員には適切な訓練や保護装置もなかった。現場の状況を改善するのではなく、[サイパン・カジノの投資家]インペリアル・パシフィック及びその建設会社は、政府機関、医療提供者、および責任を負う可能性のある他の当事者から問題の重大さを隠そうとした」と付け加えました。

バーライン弁護士は、ゴールド・マンティス社で働いた際に、重い傷害を受けた脚、鱗状の傷害を負った手、指の一部切断など、原告各人が身体的傷害を負ったと述べました。

「ゴールド・マンティス社は、負傷した労働者を病院に連れて行くことを拒否しただけでなく、自社の違法行為を隠匿するために、自分自身で医師からの治療を受けようとすれば逮捕される危険性があると原告への脅迫も行った」とバーライン弁護士は述べ、原告は自らで怪我の手当てをするようにさせられたと付け加えました。

ゴールド・マンティス社は、これらの従業員に対して労働者補償保険を購入したことはない、と同弁護士は述べています。

「2017年、連邦当局が労働者虐待や職業安全衛生局の違法行為の申し立てに対してカジノ計画に関する請負業者を調査し始めた後、ゴールド・マンティス社のマネージャーと監督者は、未払い賃金と食料と水のない不十分な住居にあったサイパンの原告を含む労働者を放棄した」とバーライン弁護士は述べました。

2018年3月、米労働省は、総額1390万ドルの賃金と中国からの従業員に対する損害賠償を支払う、ゴールド・マンティス(Gold Mantis)社を含む請負業者との和解に達したと同氏はと述べています。

USDOL(連邦労働省)調査官は、外資系請負業者が労働者に最低賃金や残業手当を少なく支払っていたと判断したとバーライン氏。

中国に本拠を置く4社の建設会社は、MCCインターナショナルサイパン株式会社、ベイルダ新材料システムエンジニアリング株式会社、中国万里長城インターナショナル・エンジニアリングLLC、ゴールドマンティスなどです。

USDOLによれば、MCC、Beilida、Gold Mantisは、「観光客」として観光ビザ免除プログラムの下でサイパンに連れてきた中国人労働者を雇用していました。

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