＜グアムニュース＞スキューバ漁でコミュニティが分かれる
「島の西側を見ると、まるでゴーストタウンのようです」
ロン・ラグアナ氏のような、現地のフリー・ダイビング漁師、ローマン・クイナタ氏は、違法なスキューバギアを使ったスピアフィッシング（水中銃を用いる漁）の取り締まりをさせることによって現地の魚の個体数を増やすのを助ける、サビナ・ペレス上院議員の取り組みを支援する島の漁師の一人です。
新人議員のSabina Perez上院議員は、法案53-35を導入しました。これは、2009年にグアム農水省の野生生物資源局が、地元の魚の個体数が減少していると述べていると伝えています。同局は、スキューバ・フィッシングを「すべてのサンゴ礁の魚種に対する深刻な脅威」と認識していると同法案は述べています。
この法案はまだ公聴会を行なっていませんが、すでに熱心な議論が生まれています。DAWRは法案の証言を準備するために40年分のデータを処理しています。
「我々の役割は、我々が同意するかしないをいうことではない」と農業部門の水産生物学者であるBrent Tibbatts氏は述べまし。同氏は、彼らがグアムの魚の個体数とその減少した個体数を考慮に入れたデータを提供するであろうと言いました。
Tibbatts氏によると、一般的にも歴史的にも、このデータは島の魚の個体数の減少を示しているとのことです。彼は、過収穫は一つの要因でしかないとし、そして地元の漁師たちも同意してることを指摘しました。
グアム漁業協同組合の会長で、何十年もの間地元の漁師であるマニー・ドゥエナス氏は、一般的に、地元の漁師の家族や生活のための漁業に対する文化的権利をさらに減少させるあらゆる種類の法律に反対しています。
「これは私たちの文化の一部です」とDuenas氏は言っています。
GDOE CHamoru Studies Divisionのプログラム管理者で、CHamoru文化の推進者である、引退した教育者のLaguana氏は、釣りが地域文化の重要な側面であるとするにDuena氏に同意しています。
彼はスピアフィッシングは、彼の父から子供として学んだスキルであると言いました。それは彼が息子に受け継ぐスキルです。そして彼はすべてが、家族を養うために魚を釣る機会を持つべきだと考えていますが、スキューバ器具を使うことは人間が自然に対して持つ「不公平な利点」であると彼は考えています。
「それはバランスです」とLaguana氏は言いました。
「私たちは彼らの環境の中にいるので、必要以上のものを摂取する能力を制限しています」
「私、私自身- 私は捕獲した魚を販売していません。私は家族とそれを楽しんで親戚や友人とそれを共有していますが、それはそれです」と彼は言いました。
「問題は、スキューバギアを使って釣りをするこれらの人々の多くが、1時間潜ることができるということです。そして、これがより大きな問題です- 彼らは通常複数の酸素ボンベ（タンク）を持っているので、彼らは一度に何時間も潜水しています」
「フリーダイバーは捕獲するのに多くても数分です。一回の呼吸で潜水し、泳ぎ、魚を見つけて捕獲しなければなりません・・・一呼吸で」とLaguana氏は言いました。
クイナタ氏は、減少する魚の数には他にも問題があると述べ、ペレス氏のスキューバ法案が法律として可決されたとしても、もっとやるべきことがあると考えています。
クイナタ氏によると、ペレス氏の法案は地元の魚の個体数を再建するための良い第一歩だと言われています。
以前のようにTanguissonでatuhong（ザトウクジラ）を見ることはありません」と彼は言っています。
「スキューバダイバーは夜に潜って、爆発音スティックで彼らを襲います」
漁師のRob Vasquez氏は、スキューバダイビングを禁止する必要があるとは必ずしも考えていません。
「私たちが抱えているものを保護するためには、何らかの制限とガイドラインが必要です」と彼は言いました。
取り締まり
Vasquez氏によると、以前、漁師は「ウォークオフして岩礁まで直行」していましたが、漁師の30〜40フィート下には健康的な大きさの魚がたくさんいます。
「最近のUmatac Fishing Derbyでは、彼らはおそらく120フィートまで潜った」と彼は言いました。
「それが物語っています。岸に近いほど、また水面に近いほど豊富な種類の魚を見つけるには、もっと深く潜水する必要があります。」
「しかし、それは単にスキューバ・フィッシングを禁止することだけではありません」とVasquez氏は述べました。
「そのポイントは：そこに取り締まりがあるかどうかは問題ではありません。なぜ法律を出しても取り締まりがないのですか？」
「制限速度を取り締まる警官が路上にいなければ、誰もがスピードを上げるはずです」と彼は言いました。
