裁判官:USCISに対して適切な裁可

グアム地方裁判所判事ホアキン・マニブサン・ジュニア氏によって出された報告と勧告によれば、米国市民権移民サービスは臨時外国人労働者のH-2Bビザを拒否することを禁止するグアム地裁の命令を遵守しておらず、原告は適切な裁可を受ける権利があるとしています。

「被告らは、現在のそれぞれの請願に関して、以前のその否認の論拠を用いることを禁じた、地方裁判所の恒久的な差止命令の手続き、結果及び意味を有意義に理解することができなかった」とその報告は述べています。

グアム請負業者協会および特定の請負業者を含む原告は、USCISを恒久的な差止命令を遵守しなかったことに対するを法廷侮辱罪の申し立てを起こしました。2018年9月26日の時点で、グアム労働局は1,680件のポジションに対するH-2B労働認証を承認しました。これら1,680件のポジションのうち、764件が国防認可法に該当し、668件がUSCISに請願書を提出したと裁判所は説明しています。

2018年9月26日の時点で、USCISに申請提出されたNDAA以外の労働者に対する708件の請願で承認された件数はゼロで、91件のポジションではそれらに何の措置も取られず、90日以上USCISからの連絡はないと裁判所の書類は示しています。USCISは577人の労働者に対する請願を行なっている雇用主から1つ以上の証拠要請を求めました。USCISは、外国人労働者の雇用が一時的なものであるという証拠を望んでいました。

2018年10月3日、エース・ビルダーズLLCは2回に分けた証拠請求の後、一時的な需要の立証に失敗したとして555件の請願却下を受けました。

USCISは、恒久的差止命令を完全に遵守していると反駁し、請願人は一時的な必要性を立証するのに十分な証拠を示さなかったと主張しました。

マニブサン判事は、エース・ビルダー社の請願を却下したときにUSCISは遵守がなされていない判断しました。

「被告がこの裁判所の差止命令を、完全に遵守できなかったという明確で説得力のある証拠と思われる」と裁判官は書面で伝えました。

「裁可は裁判所の検討に適切である」

USCISは、報告書および勧告に対する、書面による反対意見を提出するための期間として14日間が与えられています。

グアム請負業者協会事務局長のJames Martinez氏は、この報告書と勧告は「正しい方向への一歩」であるように思われ、同組織は首席判事が何を決定するかを知りたがっています。

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