『弾劾協議』は利己的

トーレス政権は無罪を繰り返す。

トレス政権の主要幹部は、それを「政治的姿勢」と表現して、先週の月曜日に下院議員によって扇動された弾劾協議は利己的な協議以外のなにものでもないと考えています。

ラルフDLGトレス知事の首席補佐官のエンジェル・デマパン氏は昨日、先週の月曜日にティナ・サブラン議員（無所属サイパン）の声明にコメントするよう求められて、今回の弾劾協議は利己的であるとサイパン・トリビューンに語りました。

「大陪審が考えられる訴因を判断する前に、弾劾を開始すると言うのは議員の特権であるが、その考えは純粋に政治的であり、自己拡大の動機を前提としていることを示すものでもある」と同氏はメールでサイパン・トリビューンに伝えました。

「裁判所法廷では、有罪が証明されるまでその人は無実です。この点で弾劾を打ちだすことは、政治的な姿勢に過ぎない」と彼は続けました。

月曜日にサブラン議員はサイパントリビューンに、トレス知事に対する弾劾訴訟開始に関するソーシャルメディアのコメントについて語りました。

彼女は、CNMI憲法が各政府機関支部を設立して相互にチェックとバランスを提供するように、議会は行政支部を含む政府の他の支部の監督と調査を行う権限を持っていると言いました。

「いかなる弾劾プロセスも、私たちがそれを取り上げるとしても、刑事プロセスとは別になりますが、刑事訴訟で提示された証拠は、党派と忠誠心を超えて、議会によっても検討される可能性があります」と以前彼女は話しています。

サイパントリビューンは、ブラス・ジョナサン“B.J.”アッタオ下院議長（共和党サイパン）にも連絡を取りましたが、報道時点ではコメントを控えました。

しかしながら、デマパン氏は、有罪になるまで誰もが無実であることを繰り返しました。

「トレス知事は進行中の調査に協力しています。彼は常にこのオフィスの信頼と責任を支持しており、やがてこの調査により、彼はさらなる懸念がなくなると確信しています。この問題について彼の名誉を晴らす手続きには時間がかかりますが、それは尊重されなければならないプロセスです」と彼は言いました。

去る11月7日と8日に連邦捜査局FBIがサイパン中で捜索令状を執行しました。

FBIは火曜日に、CNMIのパブリック・オーディターのオフィス、並びに、コモンウェルス・カジノ委員会を訪問しました。CCCエグゼクティブディレクターのエドワードデレオンゲレロ議長は、訪問の理由を明らかにしませんでした。