＜グアム＞CDC：併存疾患はCOVID-19による死亡リスクを高める
疾病管理予防センターによると、慢性腎臓病、慢性肺疾患、肥満、重篤な心臓病、鎌状赤血球症、2型糖尿病などの病状を持つ人々は、COVID-19による重篤な病気のリスクが高くなります。
CDCによると、喘息、嚢胞性線維症、高血圧、妊娠、認知症、肝疾患、1型糖尿病、喫煙など、他の多くの病状も人々のリスクを高める可能性があるとのことです。
CDCが8月に発表した研究によると、米国の成人の45.4％は、「心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患、高血圧、または癌のために、コロナウイルス感染症による合併症のリスクが高い」と推定されています。
この調査研究では、リスクは年齢とともに増加することがわかりました。18歳から19歳の人々は病状による推定19.8％のリスクがありましたが、80歳以上の人々のリスクは80.7％でした。
CDCの2018年のデータに基づくと、グアムの糖尿病率は13.7％ですが、州では10.9％です。現在の喫煙率もグアムで高く、米国の他の地域の16.1％と比較して21.9％です。
データによると、肥満率はより近く、グアムで29.8％、米国で30.9％です。
「免疫対応の低下」
グアム癌センターの腫瘍学者であるサミュエル・フリードマン博士は、患者の体系（システム）はすでに癌、癌の治療、ループスや関節リウマチなどの炎症性疾患、慢性ステロイド、喘息、または通常は喫煙による気腫などの身体的問題などの免疫療法によって損なわれているため、併存疾患は免疫反応を低下させる可能性があると述べています。
「高齢者は免疫反応が低下しているため、帯状疱疹などの感染症にかかりやすく、インフルエンザ・ワクチン接種などの予防接種に反応しません」と同氏は言っています。
同氏は、高血圧、糖尿病、脂質異常、脂肪肝などの肥満によるメタボリック・シンドロームの影響により、免疫反応が鈍くなり、肥満の人が感染症にかかりやすくなり、反応が悪くなる可能性があると述べています。
これらの状態の人々はインフルエンザを含む多くの感染症にかかりやすい一方で、インフルエンザは通常COVID-19ほど深刻ではないが、同様の併存疾患が当てはまると同氏は話しています。
「COVID-19は私たちが生涯で見たインフルエンザの数倍致命的であり、1918年のインフルエンザの流行のような古い時代には、医学は暗黒時代にあったので比較することはできません」とフリードマン氏は言いました。
「年齢が主な要因です」
知事のコロナウイルス諮問グループのメンバーであるフェリックス・カブレラ博士は、ウイルスによるリスクの増加に関しては、年齢が「最大の要因」であると述べています。
「重度のCOVID-19感染症に対するグアム特有のリスクに関しては、年齢が主要な要因であり、そうでなければ糖尿病と肥満が明らかに主要なリスク要因です」とカブレラ氏は述べました。
「グアムは糖尿病、肥満、喫煙の有病率が高いため、COVID-19などの感染症のリスクを最小限に抑えるための措置を講じることが重要です」とグアム国土安全保障局/市民防衛局は4月のプレスリリースで述べています。
