＜グアム＞公衆衛生「最初のCOVID-19ワクチン投与が数週間以内に当地に来る可能性がある」
どのようにワクチンを配布するか、どの住民が最初にワクチンを接種すべきかを決定するための諮問委員会を、未だ形成中の保健社会サービス省によると、グアムでは、少なくとも4,000回のCOVID-19ワクチンの接種を受ける予定で、おそらく12月下旬から1月上旬までに接種することになるだろうとのことです。
同局のスポークスウーマン、ジャネラ・カレラ氏によると、地元の公衆衛生当局は来週中に会合を開き、COVID-19ワクチン接種の広報計画について話し合う予定です。
カレラ氏によると、グアムの公衆衛生当局は連邦保健当局と定期的に会合を開いており、最新の情報によると、承認されれば、最初に4,000回分ものワクチンがグアムに割り当てられます。 「それはもっと多いかもしれない」と彼女は言っています。
彼女は、どのワクチンが使用されるか、何回の総投与量、それがどのように保存されるか、どこで投与されるか、そしていつ利用可能になるかについての情報は確定していないと述べています。連邦と地方の公衆衛生当局の間の定期的な話し合いに基づいて、「それは絶えず動いています」と彼女は言いました。
医療従事者は初期段階で予防接種を受ける可能性が高く、政府はここ数週間、グアム記念病院を含め、これらの労働者に予防接種を希望する人の数を調査しています。
教育長のジョン・フェルナンデス氏は、最近、政府が公立学校を含む政府機関にワクチン計画の目的で、スタッフリストを提供するよう要請したと述べました。
現在、緊急使用のために連邦政府の承認を受けることができる3つのCOVID-19ワクチンがあります。FDAの承認が得られるまで、ワクチン投与サイトに出荷することはできませんが、ファイザー社は先週、より迅速な配達を可能にするために、ワクチンの出荷を配布サイトに事前配置し始めました。
ドイツのバイオテクノロジー企業Bio N Techで開発されたファイザーのワクチン候補であるBNT162b2は、症候性COVID-19からの保護に95％効果的だったと報告されています。
モデーナ（Moderna）社は、米国政府と共同で開発した候補ワクチン「mRNA-1273」のデータを発表しました。Moderna社の95％の有効性の結果は暫定的なものと見なされ、最終的な結果が期待されます。
アストラゼネカはオックスフォード大学と協力して、AZD1222と呼ばれるワクチンを製造しました。 彼らは、英国とブラジルでの試験からの中間結果を発表し、ワクチンが特定の方法で送達された場合、90％の効果がある可能性があることを示しました。
このワクチンは、COVID-19を引き起こすウイルスの表面にある、「スパイク・タンパク質」を標的とします。これにより、ウイルスは宿主細胞に付着して感染します。3つの候補ワクチンはすべて、このスパイク・タンパク質を免疫系に提示することで機能します。これにより、体はタンパク質を確認し、将来の曝露時にそれと戦うことができます。
ファイザー社ワクチンは、使用直前までドライアイスの温度で超低温に保つ必要があります。Moderna社ワクチンは、長期間保存する場合は冷凍する必要がありますが、使用する前に最大1か月間冷蔵することができます。アストラゼネカのワクチンは全体を通して冷蔵保存できるため、冷凍庫に簡単にアクセスできない地域への配送が容易になります。
3つのワクチンはすべて、数週間間隔で投与される2回の接種が必要です。 つまり、グアムは住民に連絡を取り、セカンド・ショット（２回目の接種）を受けるように通知する計画を立てる必要があります。 ファイザー社ワクチンは、21日で、接種間のギャップが最も短くなります。 他の2つのワクチンは、最初のワクチンの約1か月後に2回目の接種を要求します。
ここで複数のワクチンが利用できるかどうか、または住民がワクチンを選択できるかどうかは不明です。
10月に米国疾病予防管理センターに提出されたグアムの暫定予防接種計画は、供給が限られている間、公衆衛生局長に予防接種の優先順位の推奨を提供する「ワクチンおよび抗ウイルス優先順位付け政策委員会」の創設を求めています。
カレラ氏によると、委員会のメンバーはまだ最終的なものではないが、島の医療コミュニティのさまざまな部門を代表する公衆衛生当局や医師が含まれる可能性が高いとしています。
カレラ氏は、CDCが島の最終的な予防接種計画を承認すれば、より多くの情報と行動が行われると述べました。
-この記事の情報の一部は、USAトゥデイによって報告されました。パシフィック・デイリー・ニュースは、USAトゥデイ・ネットワークの一部です。
