＜サイパン＞財務責任者「カジノ委員会はARPAファンドの優先度は高くない」
財務局長のデイビッド・アタリグ氏は金曜日、コモンウェルス・カジノ委員会は、CNMIが米国救助計画法（ARPA）を通じて連邦政府から受け取る5億1500万ドルの資金調達の優先事項ではないと語りました。
しかし、他の資金源を通じてCCCをどのように支援するかについての議論が進行中であると同氏は付け加えています。
アタリグ氏は、昨年初めにCCCから300万ドルをCNMIのCovid-19対応・緩和計画のために送金したと述べています。
「私はそれらの資金を彼らに戻すことを約束しました」と同氏は付け加えました。
インペリアルパシフィックインターナショナル・カジノが運営されていないことを考えると、委員会に返還される300万ドルはその運営に十分なはずだと財務責任者は述べています。
CCCの全従業員に支払いが行われるだろうと同氏は付け加えました。
「CCCの従業員が給与を受け取れるようにしますが、現在カジノが営業していないことを知っている彼らが何を優先しているかにも注目する必要があります」
アタリグ氏は、CCCスタッフが歳入税務部門を支援できるようにする覚書（MOU）を作成するという点でも、CCCと連絡を取り合っていると述べました。
今年の3月下旬、カジノコミッショナーはラルフDLGトレス知事に書簡を送り、ARPAの資金援助を要請しました。
コミッショナーは、委員会が経験している財政的課題、すなわち、唯一のカジノライセンシーであるインペリアルパシフィックインターナショナルから受け取るはずの300万ドルの規制手数料を指摘しました。
多くの連邦および地方の訴訟に直面しているIPIは、もはや料金を支払う余裕がありません。
IPIのカジノも、Covid-19の世界的大流行により閉鎖されました。
