＜グアム＞FBI捜査官「パンデミックがサイバー詐欺の増加をもたらす」
「あまりにも、うま過ぎる話だとしたら、それは危険信号です」
銀行口座を探す求人や、出会い系サイトで経済的援助を求める人。
これらは、COVID-19のパンデミックが、仕事を失ったり、在宅勤務を開始したり、オンラインロマンスに費やす時間が増えるにつれて増幅した一般的なタイプのサイバー詐欺の1つであると、FBI捜査官は水曜日のグアム商工会議所定例会でメンバーとゲストに話しました。
デジタル・フォレンジックの専門家であり、認定サイバー・エージェントであるFBI特別捜査官のデビッド キャリガン氏は、ビジネス組織の月例会員会議で講師を務め、サイバーセキュリティの問題について講演しました。
パンデミックの失業率が非常に高いため、捕食者がマネー・ミュールを探る機会が増えたと同氏は言います。
犯罪行為を行っている人物にとって、マネー・ミュール（犯罪とは知らずに不正資金を代行して資金洗浄してしまう者）は、他人に代わって不法に取得したお金を譲渡または移動する人物のことです。ミュールのように振る舞うことは違法であり、たとえ知らなくても罰せられる可能性があると同氏は話しました。
また、高額な賞品、ギフト、または投資を受け取るために、最初に料金を支払わなければならないという、一般的な「前払い」詐欺もあります。
FBI捜査官は、人々がサイバー詐欺から身を守るのに役立つ危険信号がある可能性があると述べました。
「基本的に、あまりにも良い話であれば、私たちはこの世界に長く身を置いているので、私たちにとって驚くほど良いことはあまりありません。ですから、本当に良い話であれば、その取引がとても素晴らしく、とても安いものであれば、それは赤信号です」とカリガン氏は言います。
サイバー詐欺から身を守るには、個人情報や銀行口座を見知らぬ相手に電話で教えない、携帯電話のWi-Fiネットワークに自動的に接続する機能をオフにするなど、簡単なことが多いと同氏は述べました。
電子メールが漏洩した場合、最も簡単な方法はパスワードを変更することだと カリガン氏は述べています。
マルウェアの問題である場合は、会社のIT担当者と協力してください。とりわけ、セクストーション、ランサムウェア、なりすましなどのサイバー詐欺に対処している場合は、自分自身を教育し、専門家に相談するか、当局に電話することが最善です。
グアム商工会議所の副会長であり、ファースト・ハワイアン・バンク・グアムおよびCNMIの上級副社長であるエド・ウンタラン氏は、パンデミックの結果、多くの企業がビジネスを行うためにテクノロジーとデジタルプラットフォームに依存していると話しています。
「これにより、詐欺やその他のスキームの可能性が劇的に高まりました。私は銀行で働いているため、顧客と機関全体を保護するためにあらゆる手段を講じているため、これは非常に重要になっています」と同氏は言います。
Untalan 氏は、FBI捜査官のプレゼンテーションの後、最初に行うことの1つは、haebeenpwned.com にログインして、自分の電子メールが侵害されていないかどうかを確認することだと述べました。
