＜サイパン＞贈収賄と重窃盗の疑いで弁護士5人を訴えている男性が裁判所に時間の延長を要求
5人の弁護士が自分に対して「贈収賄と大窃盗」を行ったと主張する男性が、自分を弁護する弁護士を見つけるための時間を確保するよう、NMI米国地方裁判所に要請しました。
ニカノール・フローレス・ノリタ（Nicanor Flores Norita）氏（76）は6月7日に提出した「期間延長の申し立て」で、自分を代理する弁護士を見つけるのに苦労していると述べ、裁判所に「状況をまとめるためにもう1か月の猶予を与える」よう求めました。
ノリタ氏の申し立ては、NMI米国地方裁判所のラモナV.マングローニャ 首席判事から同氏に対して下された5月25日の命令に応えたものでした。同氏の最初の訴状では、ノリタ氏の訴訟の法的根拠は、「彼らはすべてのお金を盗んだ」という一文で説明されていました。
ただし、マングローニャ判事は、男性が6月8日までに「欠陥を治す」修正された訴状を提出することを認めました。同氏は期限までにそれをしなかった場合、訴訟はクローズされます。
ノリタ氏は5月3日、裁判所への提出費用を払えない人が裁判所に訴状を提出することを許可されるケースを意味する「フォーマ・パペリス」で訴状を提出しました。ノリタ氏は、「贈収賄と大窃盗」の訴訟で、ティモシー・ベラス氏、ローズモンド・サントス氏、マイケル・ドッツ氏、ブリエン・サーズ・ニコラス氏、ベン・ピーターズバーグ氏の5人の弁護士を被告人指名しました。
ノリタ氏は去る5月17日に法廷に提出した文書の中で、亡くなった家族の1人の後継者の間で約500万ドルが不正に取り扱われ、法廷に不服を申し立てることになったことについて詳しく説明しました。
特にノリタ氏は、ドッツ弁護士が彼の兄弟に「母親の取り分」の一部を渡すつもりだと言ったときに、弟に準備書面を提出しなかったはずだと主張しました。伝えられるところによると、ドッツ弁護士は代わりに、ノリタ氏の兄弟の目の前で別の家族にこの資金を渡したとのことです。さらにノリタ氏は、ドッツ弁護士が渡したと思われるお金を使って、家を増築したり、カグマンに別の物件を購入したりしたと主張しています。
マングローニャ判事がノリタ氏の申し立てを認めたかどうか、またはノリタ氏が修正された訴状を提出できたかどうかは、火曜日の報道時点ではすぐにはわかりませんでした。
