＜サイパン＞下院がヘイトクライム法案を可決
下院は木曜日、LGBTQ+やマイノリティに対する犯罪行為など、憎しみを動機とした犯罪に対する罰則を追加する法案を可決しました。この法案は今後、上院で審議されます。
出席した19人の議員全員が、ドナルド・マングローニャ議員（無所属ロタ）が作成した下院法案22-18（2021年ヘイトクライム法）の可決に賛成しました。マングローニャ議員は、ロタ議会代表団の会合に出席していたため、この審議には出席しませんでした。
議員たちが法案を採決する前に、クリスティーナE.サブラン議員（サイパン選出）は、CNMI初の憎悪犯罪法を提唱したマングローニャ氏に感謝の意を表しました。
「同僚の皆さん、プライド月間にこの法案を決議するのはふさわしいことです」とサブラン議員は述べました。
この法案は、LGBTQ+のメンバーや他の保護されたクラスにとって、特に重要なものであると彼女は述べました。
LGBTQとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィアまたはクエスチョニングの頭文字をとったものです。
サブラン議員は、CNMIの人々は、ほとんどが親切で愛に満ちたコミュニティに住んでいて恵まれているが、悲しいことに、憎しみや人種差別もあると言います。CNMIでは、単に自分が何者であるか、あるいは性別、祖先、出身国などの特定の特徴を持っていることを理由に、コミュニティのメンバーに対する犯罪が発生しているとしています。
「この法案を可決することで、CNMIは憎しみの場所ではなく、偏見によって引き起こされる犯罪行為に対する罰則が強化されることを明確にしました」とサブラン氏は述べています。
これにより、CNMIは全米の他の地域や、同じメッセージや方針をすでに採用している国内の多くの管轄区域に加わることになるとサブラン議員は言っています。
https://www.saipantribune.com/index.php/house-passes-hate-crimes-bill/
