<グアム>住民が「Air V&V」プログラムへの思いを語る
グアム・ホテル&レストラン協会によると、現在、アメリカ人や外国人が、Air V&Vプログラムを利用して、延滞休暇をグアムで取り始めているとのことです。
「ワクチン・ツーリズム」と呼ばれるこのプログラムは、グアム観光局が観光経済を再構築するために、島で休暇を過ごす人々にワクチンを提供するというものです。このプログラムは最近、保健社会福祉省によって承認されましたが、住民はそれぞれの考えを述べています。
ウィル・ナヴァルさん(31歳)は、予防接種ツーリズムは、経済を活性化し、観光を取り戻す方向に向けての良いスタートだと考えています。「以前のようなグアムを見るのが楽しみです」とナヴァルさんは言っています。
彼はまた、以前から旅行をしたいと思っていた島の観光客を呼び込むためにも、予防接種を受ける良いきっかけになるのではないかとも話しています。
「何か問題があっても、実際に始まってしまえば解決すると思います」と同氏は言います。
同じく住民のリック・エバンスさん(51歳)も、ナヴァルさんの考えに同調しています。「地元住民が予防接種を受けている限り、お金をもたらす良いコンセプトだと思います」とエバンスさんは述べました。
ホテルの収益を上げるチャンスでもあるし、必要とされていることでもあると彼は話し
ただし、エヴァンスさんは、多くの低賃金労働者がパンデミックによる失業支援を受けることに慣れてしまい、職場復帰や他の機会を求めようとしないだろうと考えているため、観光経済の再開は厳しいだろうと述べています。
ヨシ・ヒシカワさん(44歳)は、グアム政府の観光再開計画が遅れていることから、Air V&Vプログラムに懐疑的です。「何も起こらず、何も実現せず、話だけのことです」とヒシカワさんは言います。
GHRA会長のメアリー・ローズ氏によると、アラスカやニューヨークなど17の州で実施されているこのコンセプトを、他の地域にも紹介したいという意見もある。
スティーブン・モンディナさん(54歳)は、このプログラムは良いアイデアだが、島の標準的な観光市場である日本、韓国、米国の他の地域に焦点を絞りすぎず、他の国からの観光客を呼び込む努力をしてほしいと語りました。
「小さな島であるグアムはまだあまり知られていませんが、島の人だけでなく、外から来た人たちが戻ってくることは、グアムにとって良いことだと思います」とモンディナさんは話しました。