＜サイパン＞SNILDとロタ議会代表団、いくつかの地方法案を可決

サイパン・ノーザンアイランド立法委員会とロタ立法委員会は先週、サイパンとロタで開催された立法委員会において、オフィスやプロジェクトの資金調達、血液透析患者への手当プログラムの設置、公園などでの特定の活動の禁止などの地方法案をそれぞれ可決しました。

サイパンでは、コモンウェルス開発局が充当可能と認めている、第3上院地区のために徴収された債券利息収入（the Earned Bond Interest Income ）の695,177ドルを上限に充当する下院地方法案22-3第1案を可決しました。

アイバン・A・ブランコ議員（サイパン選出）が作成した地方法案22-3は、インダストリアル・ドライブの各種道路整備に53万5,177ドル、カラメンド水道管プロジェクトの完成に12万5,000ドル、ドッツェ・プラット水道管プロジェクトの完成に2万7,000ドル、ネイビー・ヒル・ドライブの水道管整備に8,000ドル、及びネイビーヒルドライブの水道システムの改善に8,000ドルを計上しました。

ブランコ議員は、この資金の支出権限は公共事業局DPW局長とコモンウェルス・ユーティリティー・コーポレーションのエグゼクティブ・ディレクターとすると述べました。

SNILDはまた、ブラス・ジョナサン・アタオ下院副議長（サイパン選出）の下院地方法案22-7を可決しました。この法案は、改正されたサイパン地方法11-2に基づいて徴収された収入（ポーカーフィー）のうち、144万6千ドルを以下の用途に充当するものです。

*120万ドルをサイパン高等教育財政支援に充てる。ただし、そのうち25万ドルはSHEFAの人員および運営のために確保する。支出権限は、SHEFA理事会の同意のもと、SHEFA理事長とする。

*246,000ドルを以下のように配分する。1.サイパン市長室に200,000ドル、支出権限は市長またはその被指名人とする（a）現場業務に100,000ドル、（b）サイパン・ストリートの命名プロジェクトに100,000ドル、2.北方諸島市長室の人事及び業務に46,000ドル。支出権限者は北方諸島市長またはその被指名人とする。

SNILDは同時にアタオ議員のH.L.B.22-10を可決し、サイパン・北方諸島自治体議会の運営・人員に9,452ドルを再計上しました。

SNILDは、ロイ・アダ議員（サイパン選出）の下院地方法案H.L.B.22-9を可決しました。この法案は、コブラビルのアドブ・ドライブにスピード・バンプを2つ設置するために2,484ドルを再利用し、コブラビルのバスケットボール・コートとユース・センターに街灯を設置するために3,253ドルを利用するものです。

一方、ロタ議会代表団は、ロタ市長会議室で開催された審議で、カレンダーに掲載されたすべての地方法案を修正の上可決しました。

ロタ議会代表団の共同議長は、テレシタ・A・サントス上院議員とドナルド・マングローニャ下院議員（共に無所属）です。

マングローニャ議員が執筆した下院地方法案22-1は、ロタ市奨学金財団積立金勘定から6万ドルを、40,000ドルをロタ市奨学金財団に、20,000ドルをロタ市奨学金財団の学生寮支援に充当します。支出権者は、ロタ市奨学財団理事会の議長が持つものとします。

下院地方法案22-2 は、マングローニャ氏が作成したもので、ポーカーライセンス料勘定会計から6 万ドルを、ロタの血液透析患者と末期患者のための医療費補助に充当するものです。支出権限は、財務長官が持つものとします。

下院地方法案22-6は、公法18-30（改正）に基づき、第一上院地区（ロタ）に特別に割り当てられた21,272ドルを、患者とその付き添い人のための島間医療紹介費に充当するものです。

上院地方法案22-1は、サントス氏が作成したもので、ロタ島の血液透析患者と末期患者のための医療補助金プログラムを設立するものです。

上院地方法案22-2は、サントス氏が作成したもので、ロタ州地方法9-01に基づいて設立されたサバナハイツ、タラカヤ、1チェンチョン公園内での特定の活動の禁止を修正するものです。

承認された地方法案はすべて知事に提出されます。

https://www.saipantribune.com/index.php/snild-rota-legislative-delegation-pass-several-local-bills/