<サイパン>ガソリン価格、10セント値上がり
前回の値上げから1ヶ月も経たないうちに、モービル・オイル・マリアナスとシェル・マリアナスが10セントの値上げを行いました。
モービルでは、レギュラーガソリンが1ガロン4.729ドルから4.829ドルに、プレミアムガソリンが1ガロン5.179ドルから5.279ドルに、ディーゼルが1ガロン4.78ドルから4.939ドルに値上げされました。
シェル・マリアナもこれに追随しました。
1ガロン4.829ドルという新しいレギュラー・ガソリン価格は、2018年10月のスーパー台風「ユツ」の後に1ガロン4.90ドルまで上昇して以来、島内で最も高い価格となります。
2020年3月、コヴィド-19パンデミックが発生する中、1ガロンあたりのレギュラー・ガソリン価格は3.63ドルまで下がりました。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「OPECとロシア主導の生産者グループが、先進国からの急増する需要を検討するために会合を開き、どうするかの決定を遅らせたため、原油価格は1バレル75ドルを超えて上昇した」と報じています。
ジャーナル紙によると、「長年停滞していた先進国の需要の伸びは、Covid-19のロックダウンから猛烈な勢いで抜け出し、涙を流している… 欧米で加速しているワクチン接種は、世界の経済活動を押し上げ、ひいては石油需要をも押し上げている。OPECのデータによると、市場は今年、日量200万バレルの追加石油を必要としています」と伝えています。