<サイパン>アタリグ財務局長「NMI経済はまだ苦戦している」
デビッド・DLG・アタリグ財務局長は金曜日、「我々はまだコヴィド以前の水準には達しておらず、税収に苦しんでいる」と述べました。
しかし、米国救済計画法(ARPA)により、島の税収不足を補うことで、コモンウェルスは「完全」になったと付け加えました。
「ARPAのおかげで、キャッシュフローの面では問題ありません」とアタリグ氏は言いますが、連邦政府の資金をCNMI政府のために使うには上限があると付け加えました。
「その上限を超えない限り(超えるとは思っていませんが)、我々は大丈夫です。回収率はもっと良くなるでしょう。だからこそ、地域経済の活性化のために、税金の還付を行い、コミュニティに資金を投入することが、私と知事の優先事項なのです」とアタリグ氏は語りました。
さらに、韓国との旅行バブルが徐々に観光客を呼び込み、ホテル占有税、レストラン税、事業総収入税などの税収増につながることが期待されます。
「一般会計からの収入はあまり期待できませんが、元の状態に戻りつつあります」とアタリグ局長は述べています。
「ARPA支出計画に記載されている通り、いくつかのARPA計画とプロジェクトの実施を開始しました。ARPA予算の大部分は政府のために使われているので、政府の資金はコビッド・パンデミック以前のレベルに達しています」と同氏は付け加えました。
連邦政府の資金援助により、緊縮財政が終わり、CNMI政府は完全な人員体制を取り戻し、1給与期間あたり80時間の勤務が可能になりました。
「これは嬉しいことです。政府職員は全員80時間勤務に戻り、ARPA資金のおかげでそれが可能になりました」とアタリグ氏は語りました。
これまでにCNMIが受け取ったARPA資金は4億8187万ドルです。
このうち、2021年度には1億4,130万ドル、2022年度には3億4,050万ドルが費やされる予定です。