<グアム>下院委員会:グアムや他の準州へのメディケイド強化策の延長を全会一致で承認

グアムへのメディケイド支援を8年間延長し、年間1億3,000万ドルの連邦政府マッチング資金を提供する法案が、下院エネルギー・商業委員会で全会一致で承認されたことを議員が発表しました。

この法案は、今後8年間、メディケイドの支出1ドルに対して83セントの連邦政府のマッチング資金を提供するものです。残りの17セントは地方自治体が負担します。

この83%の連邦資金がなければ、グアムは「メディケイドの崖」と呼ばれる問題に直面します。グアムの連邦政府のマッチング率は変動していますが、過去には55%でした。つまり、残りを連邦政府に負担してもらうためには、地方政府が45%の負担をする必要があったのです。2019年度は連邦政府の負担率を100%に引き上げました。2020年度と2021年度は、COVID-19のパンデミックの影響で、連邦政府の負担率は83%に設定され、その後89%程度になりました。

下院議員 フロリダ州選出の民主党ダレン・ソト議員と同じくフロリダ州選出の共和党ガス・ビリラキス議員は、プエルトリコに5年間、グアム、米領バージン諸島、北マリアナ諸島連邦、米領サモアには8年間で連邦政府が83%を負担する拡張メディケイド資金を提供する「2021年米国準州におけるメディケイド支援法」(H.R.4406)を発表しました。

H.R.4406は、マイケル・サン・ニコラス議員(民主党)が共同提案しています。H.R.4406は、マイケル・サン・ニコラス下院議員(民主党グアム)、ジェニファー・ゴンザレス-コロン下院議員(共和党プエルトリコ)、アウムア・アマタ・コールマン・ラデヴァーゲン下院議員(共和党米領サモア)、グレゴリオ・キリリ・カマチョ・サブラン下院議員(民主党北マリアナ諸島)、ステイシー・プラスケット下院議員(民主党米領バージン諸島)が共同で提案しています。

「H.R.4406が超党派で支持されたことは、最近強化されたメディケイドへの連邦資金援助の延長に向けた確かな勢いであり、メディケイド対象者(自由連合規約の兄弟姉妹を含む)への累積医療費が10億ドル以上になることを意味します」とサン・ニコラス議員は述べています。

米国がん協会がんアクションネットワークのリサ・ラカス会長は、この法案が前進したことを歓迎しています。

「がんと診断されても、質の高い安価な医療保険に加入できない人にとって、メディケイドによる保険加入は生死を分けるものです。プエルトリコ、グアム、米領バージン諸島、米領サモア、北マリアナ諸島のメディケイドへの資金提供を延長するこの超党派の法案は、これらの地域のメディケイドプログラムを悩ませ、医療保険へのアクセスや病院システムへの資金提供を脅かしてきた長期的な資金問題に対処するための重要な一歩です」とラカス氏は述べています。

ルー・レオン・ゲレロ知事は、声明の中で次のように述べています。「この3年間、私たちは姉妹領や(下院エネルギー・商業委員会のニューヨーク州選出議員フランク・パローン委員長を含む議会のメンバーと緊密に協力してきました。特にここ数ヶ月は、下院エネルギー・商業委員会での証言や年次報告書の中で、恒久的な解決策の必要性を強調し続けてきました。

これからワシントンDCに向かう知事は、「ホワイトハウスや議会との会合では、引き続きH.R.4406の完全な通過を求めていきます」と述べました。

「健康保険に加入していない人は、健康保険に加入している人に比べて、治療費がかさみ、生存率が低い段階でがんと診断される可能性が高いという調査結果が出ています」とラカサ氏は述べています。「私たちは、この救命プログラムの予算を延長するために、議会のメンバーと協力していくことを楽しみにしています。健康格差、特にがんの格差をなくし、がんの治療成績を向上させ、この病気からより多くの命を救うためには、このプログラムの延長が不可欠です」

https://www.postguam.com/news/local/house-committee-unanimously-oks-extension-of-more-medicaid-aid-for-guam-other-territories/article_9f6608a8-eb93-11eb-b966-2757a9626b8c.html

フォローお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です