＜サイパン＞サイパンからグアムへインフレータブル・ボートで渡航中の2人が行方不明に
(グアム・デイリー・ポスト紙） – 米国沿岸警備隊のカッターと海軍の海上監視機が、サイパンからグアムへインフレータブル・ボートを使って旅行していた2人の男性を探すために、この2日間、リティディアン沖の海を捜索しました。
米国沿岸警備隊によると、行方不明になっているのはシャオ・ウェイ・クインさんとユン・リウ・レッドさんの二人です。
2人は7月18日早朝、40馬力の船外機を搭載した12フィートのインフレータブル・スキフでサイパンを出発しました。
「彼らは無事にグアムの海岸に到着した可能性があります。彼らの居場所に関する情報をお持ちの方は、沿岸警備隊セクター・グアム・コマンド・センター（671-355-4824）までご連絡ください」と述べています。
沿岸警備隊によると、男性の配偶者から、行方不明の2人が7月18日にグアムへのボートトリップを開始し、夫から受け取った最後のメールにはグアムが見えると書かれていたと、1日にサイパンの当局に報告がありました。
米沿岸警備隊セクター・グアムのリー・パットナム司令官によると、リティディアン地区の携帯電話タワーが、行方不明の男性が所持していると思われる携帯電話の信号を検知したとのことです。なお、携帯電話が電波塔からどの程度離れていたかは不明です。
パットナム氏によると、携帯電話は木曜日の午前0時過ぎに電波塔の範囲内にあったが、行方不明の男性から助けを求める電話や遭難したことを示す電話はなかったとしています。
2人の男性の国籍は不明。
沿岸警備隊のカッターは、リティディアンからの漂流パターンのため、ロタ島近海での捜索を拡大しているとのことです。
グアムの沿岸警備隊は、船員に緊急の海洋情報放送通知を出し、現地当局との調整も行いながら、捜索のためのリソースを配備しました。
